Evernoteの楽しい見返し方その3.「ある日の一日」を見返す

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Evernoteライフログやら写真やらメモやらを放り込んでいくと、いつしかEvernoteの中は思い出がいっぱいに。日々を過ごせば過ごすほど、その思い出はどんどん膨らんでいきます。その思い出の「ある日の一日」をひもといてやることで、意識の中からは追い出されてしまったことまで、Evernote内のログをトリガーにしてかなりの部分まで思い出すことだって可能になってきます。放り込んでいる情報の質や量にもよりますが、忘れ去られた何気ない日常の一日が、ありありと蘇ってきたりします。Evernote内の情報をトリガーにして、頭から思い出が蘇ってくる感覚、なかなか快感です。

”ある日の一日”を見返しやすくする工夫

こんな風に、ぼくは”ある日の一日”を蘇らせやすくするために、放り込む情報のノートのタイトルには必ず日付を入れるようにしています。すると、「intitle:2012/06/26」とでも検索をかけてやれば、その日一日で放り込んだノートがズラズラズラッと表示されます。しかも、ノート順を「作成日」にしておけば、時系列にノートたちが並んでくれ、その一日の流れを再現してくれます。これによって、より強力な記憶のトリガーになってくれます。

「今まで、見返しやすいようにEvernoteに情報を入れてこなかったよ!」という方も大丈夫。Evernoteにはいろんな検索方法が用意されていまして、その中には「ノートの作成日」で検索をかけることができるものもあります。例えば、「2011年6月18日を見返したい!」ってときは、検索窓に「created:20110618 -created:20110619」と書いてやればオッケー。2011年6月18日に作成されたノートを一気にズラッと表示することができます。んで、ノートの並び方を「作成日で並び替え」にしておけば、画面下部から上部に向かって時系列にノートが並ぶので、2011年6月18日の流れを再現させることができます。うーん、スバラシ。

スケジュール帳から見返す日を決定してみる

「ある日の一日」を見返す方法がわかったら、よしじゃあ実際にやってみようではないか、という話になります。そこでオススメが「スケジュール帳をもとに見返す日を決める」っての。スケジュール帳を持っている方は、そこにはいろんなイベントが載っていると思います。旅行の予定やら、遊びに行った日やら、久々に高校の友達と飲みに行った日やらが。そのイベントの中から1つピックアップして、その日でEvernote内を検索してみる。すると、そのイベントがあった日をより鮮明に思い出すことができます。予定を管理するスケジュール帳も、その予定が終われば立派なログになりますものね。

もしその日を一緒に過ごしたなかまがいるなら、その人と一緒にノートを見返すのもなかなかおもしろいです。思い出話はその日の写真などを眺めることでより鮮やかさを増しますし、自分が覚えていなかったことを仲間が覚えていたりして、お互いがお互いの記憶を補完していったりしてくれますもの。盛り上がること間違いなしですね。

ランダムに見返す

スケジュール帳をもとに見返す日を決めるのもいいですが、何気ない日常に触れるために、ランダムに日付を決めて検索するのも良い感じです。あんまり印象深くなかった一日のログも、Evernoteには存在したりするわけで。思いがけない発見があったり、自分の変化を感じることができたり。予期してなかった記憶のトリガーが引かれ、忘れきっていた記憶がどばーっと溢れ出してきたりすることも。そんな楽しさが、ランダムに見返す日を決めるのにはあります。やってみるとなかなか楽しいもんです。

だからなに?

一日一日、忙しく過ごしてらっしゃる方が多いと思います。今で手がいっぱいだ!という方も、ふとした瞬間やホッと落ち着ける時などに、一度過去を見返してみるってのはいかがかなぁと思います。自分の歴史ってのは、なかなか興味深く楽しいものなので。

では、お読みいただきありがとうございました。



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