Evernoteの楽しい見返し方その4.「一年前の一週間」を見る

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"直近一週間のノートを見返す”ってことをずっと続けています。GTD(Getting Things Done)にならって毎週「週次レビュー」という一週間の振り返りの時間をとっており、そのときにEvernote内のノートも一週間分すべて見返しているからです。そのとき、”次に行動をとるべきものはないか?””ピンとくるものはないか?””グっ!とくるもんはないか?”っていう目線でノートを見返していきます。一日という単位では気づくことができなかった点に、一週間経った”今の自分”は敏感に反応してくれる、かもしれないので。同じ自分といえども、一週間経てばどこかしら変化していて、ちょっと違う視点で情報を見ることができる、かもしれないので。

”一年前の一週間”もあわせて

週次レビューの際、”直近一週間のノート”以外に必ず見返すものがあります。それが、”一年前の一週間のノート”。これがなかなか楽しい。

直近一週間を見返した直後に、一年前の一週間を見返すことで、”今”と”一年前”を対比させながら見ることができます。一週間という、ある程度幅を持たせた期間を対比することで、より”今”と”過去”の違いが明らかになります。ほんとはもっと、一ヵ月くらいの幅で見返したほうが良いと思うのですが、それだとちょっとノート数が多くなりすぎるので、一週間くらいが丁度いい。

ぼくの記憶なんて、すんごくはかなくて、一年前のことでもすんごい忘れまくったりしてます。ちょうど一年前に、この道を通った夜。昨日のことのように、今はっきりと思い出せはしないんです、ぼくは。だから過去の自分が放り込んだ情報とはいえ、そこには発見も多く見られるんです。一年前の写真から、お気に入りの服の存在を思い出したり、「一年前はバーベキューしてるな。みんな誘ってまたしようかな」ってなったり。

一年前の一週間を見返す方法は、「created:day-366 -created:day-360」と検索窓に記入すればオッケー。「保存された検索」に保存しておけば、いつでもカンタンに”一年前の一週間”を見返すことができます。前回みたいに、「ある日」をランダムで見返すのも良いですが、「一年前」に的を絞って見返すのも良いもんです。

もっとログがたまると、さらにおもしろそう

今は”一年前の一週間”しか見返していませんが、もっと長い年月Evernoteにログをためていくと、”5年前の一週間”とかを見返すことができるようになってくるでしょう。それもまた楽しそうなもんです。一年前でも、今の自分との違いをたくさん見つけることができます。それが5年前になったら、、、もう別人ではないでしょうか。10年前になったら、、、宇宙人レベルに違うかもしれませんね。そんな楽しさが増していくでしょう。

ただ、ログがすんごくたまっていくということは、見返す対象がどんどん膨大になっていくということ。見返しきれないほどのノート数になってくるかもしれません。ノート数が増える・ログがたまっていくことの宿命です。そこは悩ましいところですが、まぁそうなったらそうなったで考えれば良いですかね。

だからなに?

今の自分と過去の自分の対比ってすごくおもしろくて、同じ日付の一年前ってのがなかなか感慨深いものがあるので、ぜひ皆さんも一度試してみて欲しいなぁと感じるわけです。

では、お読みいただきありがとうございました。



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