ちょっとずつ、方向転換〜「人見知りが治るノート」を読んで学んだこと〜


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人見知りって、意外と多いんでしょうか?

ぼくの奥さんは、結構誰とでも話せる人です。近所の人には気軽に挨拶しているし、ぼくからしたら、全くの人見知りじゃない人。それが奥さんです。

でも、ふと人見知りの話になったときに、驚愕の一言を聞くことになったんです。「あたしも人見知りやよ」という。

うそん。そんなけ話せてるのに、人見知りなの??

でも、これってよくあることなのかもしれません。他の人からは人見知りとは思われていなくても、自分は人見知りとは思っているということが。


安心してください。自分のことを「人見知り」だと思っている人は、決して少数派ではありません。

というより、あなた以外のほとんどの人もまた、人見知りなのです。

とはいえ、やっぱり自分はかなりの人見知りだと思うので、本書を読んでみることにしたんです。

ちっとはマシにしたい、人見知り

この際、他の人から人見知りと思われてるのかどうかは置いといて、自分で人見知りじゃなくなった、人見知りがマシになった、と思いたいなぁと思うわけです。人見知りのせいで、歯がゆい思いをすることも多いので。

挨拶は元気良くできないし、人に自分から話しかけることができないし、話したことある人に対しても、話しかけるの躊躇するし。でも、自分としては、挨拶は元気良くいきたいし、初対面の人に対しても声をかけれるようになりたいし、話したことある人には気軽に話しかけれるようになりたい。

どれもこれも、劇的に変化をさせることはできませんが、自分の考え方のクセを掴み、必要以上に自分を責めず、現実に即して考えることができるようになれば、ちょっとずつ変えていけるようなのです。

人見知りは、「考え方のクセ」

人前に出ることをためらうのは、そこに不安があるからです。人見知りは、この不安のためにおこります。不安は、

  • 評価される不安
  • 見透かされる不安

の2つで、これらを小さくしていくことが、人見知りを改善していくためには必要だそうです。

そして、この不安を大きくしてしまう要因が、必要以上に、自分に対して批判の視線を向けてしまうこと。つまり、この批判の視線を和らげることができれば、人見知りはマシになるみたいなんです。

視線には、大きく分けて「見守り」「理解」「批判」の3種類があるそうです。


他人の視線を「批判」と受け取りやすいクセを自覚し、意識的に「見守り」と受け取るようにしましょう。

人見知りは、視線を批判寄りに感じてしまうことに原因があります。感じ方、捉え方を意識的に、批判から離していくことが、人見知りを和らげることにつながる、ということになります。

■考え方を現実に近づける

捉え方を批判から離すための方法として、「考え方を現実に近づける」というものがあります。必要以上に批判の視線として捉えることがクセのようになっているので、一度立ち止まって、現実に即して考えてみましょう、ということです。

人前で話すことになったとき。

「上手に話さなければいけない、他の人は堂々と喋っているのに、自分はいつもまともに話すことができない。また恥をかくことになるかも。。。」

まだ話してもいないのに、こんな風に考えてしまっては、話せるものも話せなくなります。現実的に捉えてやると、少し見え方は変わります。

上手に話す必要はないですし、誰もが人前で話すときは緊張します。堂々と話しているように見えるだけ。以前はまともに話せなかったとしても、今回もそうとは限りませんし、恥をかくかも実際にどうなるかはわかりません。

不安に感じたら、自分に批判の視線を向けていると感じたら、一度立ち止まり、現実的に考えてみると、少し不安や批判の視線を和らげることができ、人見知りもいくらかマシになるかもしれません。

おわりに

ぼくの場合は、人に話しかけるのが苦手な人見知りなのですが、人前で話すことが苦手な人見知りや、1対1で話すことが苦手な人見知りなど、人見知りにのいくつか種類があるようです。職業柄もありますが、ぼくは特に人前で話すことが苦手ではありません。自分の人見知りの種類に絞って、どうしていくべきか考えていくのも大切です。

人見知りは、「考え方のクセ」。本書は、「こんな風に考えてみるのはどうですか?」「こんな風に自分を見てみてはどうですか?」と、優しく提案してくれます。

考え方のクセを一気に方向転換することはできません。はじめは、失敗が多くなって当たり前。そんな軽い気持ちで、少しずつ取り組んでいこうかな、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

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  • 人見知りは、意外に多い?

    • 奥さんは、誰とでも話せる人

      • 誰にでも挨拶ができちゃうような
      • ぼくからしたら、とても人見知りには思えない
    • 驚愕の一言「あたし人見知り」

      • うそん
      • そんなけ話せてたら、人見知りちゃいますやん
    • 他の人からは人見知りと思われてなくても、自分は人見知りと思ってる人って多いんかも

      • p3
  • 人見知りをちっとはましにしたい

    • ぼくは人見知りと思ってる

      • 挨拶が上手にできない
      • 人に話しかけれない
      • 話したことがある人にも、話しかけるの躊躇する
    • せめて、話しかけれるように
  • 人見知りは、「考え方のクセ」

    • 自分に対する批判の目
    • 現実に則したものの考え方を

      • 人見知りの恐怖は、見られることの恐怖
      • 一方的になんて見られてないよ
    • 7つの考え方を正していく
  • おわりに

    • 人見知りにも種類がある

      • ある面では人見知りでなく、ある面では人見知り
      • 人前で話すのはそんな苦手じゃない

        • 職業柄もあるかも
      • 話しかけるの苦手
    • 自分の考え方のクセを把握し、ちょっとずつ対処できるようになりたい