夏場と冬場では、ランニングのスタンスをかえる


FlickrIMG_1151 by choiyaki

気温が下がってきて、秋に本格突入した感が出てきたここ最近。気温が下がるのにともなって、ランニングも快適になってきました。

ランニングでは、冬場よりも夏場の方が、厳しさは増します。夏の厳しい暑さの中では、思うように走れないこともしばしば。冬場と同じことを追い求めていては、夏に走る気力がなくなってしまうことに気づきました。

冬場は、スピードを求めて

まず、冬場のランニングから。ぼくは、冬の寒い時期のランニングの方が好きです。それは、「スピードを出せる」から。

走り始めは寒いものの、冬でもしばらく走っていると身体があたたまってきて、汗をかくほどになります。でも、気温自体は低いので、体力は消耗しにくい。「いい感じにあったまった」状態で走ることができるのが、冬場です。

自然とペースも上がります。特に今の時期、だんだん涼しくなっていく時期は、気温が下がるにつれて、ペースは速くなっていくため、日に日にスピードがあがっていきます。それが、楽しい。

タイムを追い求める。それが、冬のランニングの楽しさと言えます。

夏場は、ゆったり自分の身体と会話しながら

対して、夏場も冬場と同じようにタイムを追い求めてしまうと、ヘロヘロになってぶっ倒れること間違いなし。

汗はだらだらかきますし、体力の消耗が激しい激しい。スピードを出して走ろうものなら、途中でフラフラしてきてしまいます。なので、タイムを求めてしまうと、思うようにスピードに乗れないため、がっかりしてばっかりになります。「こんなに遅いのか。。。」と。

夏場は、タイムを追い求めるべきではありません。継続的に走ることができれば、それで及第点です。とは言え、夏場もやっぱりランニングを楽しんでいきたい。タイムを求める以外の楽しさを見いだしていきたい。

そこで大切になってくるのが、まずは無理をしないこと。自分の体の調子に合わせて、いくらゆっくりなペースでもいいので、自分の身体が望むスピード、ヘロヘロにならないスピードで走ります。これが大前提。

ゆったりとしたスピードで走ると、冬場と同じ距離を走っていても、ランニングにかける時間は長くなります。ゆったりした時間の中で、あれやこれや考えるのもおすすめです。また、それが無理をしなための指標にもなります。

無理をしていればヘロヘロになり、あれこれと考えを巡らせるなんてできません。あれこれ考えながら走れるペースで、ゆったり走る。それが、ぼくの夏場のランニングの楽しみ方です。

おわりに

今年は「毎日ランニング」を目標に掲げ、日々ランニングに取り組んでいます。夏場は、暑い日などはほんとうに「走るのイヤやなぁ」なんて考えることもしばしばだったのですが、なんとか乗り切ることができました。それは、夏場のランニングでは、タイムを求めることはやめ、ゆったり走ればいいじゃないか、と考えることができたことも、継続して取り組むことができた要因の一つであるように思います。

季節ごとに、ランニングで求めるものを変化させていく。継続的にランニングに取り組むためには、なかなかに有効な手ではないかな、と思います。

では、お読みいただきありがとうございました。