疲れているときの自分の振る舞いに目を向け、省エネモードを身につける

毎日ランニングをしています。飽きもせずにコツコツと走行距離を伸ばしています。

でも、ときにはどうしてもランニングがしたくない日もあるわけで。

そんなときでも、毎日ランニングを自分の課している以上、身体に鞭打って走り始める日があります。

走り始めると案の定足がダルい、呼吸がしんどい、体が重く感じる。。。

すると、いつもとちょっと走り方を勝手に変えてる自分に気づきます。ストライドは小さめで、上半身は極力ふらず、大きな動作が少ない走り方に。

疲れてるときって、知らず知らずの間に、勝手に走り方を変えてたりするんです。

身体が勝手に省エネモードに切り替えてくれていて、だからこそいつもの距離を、走れたりします。

疲れてなかったらいつもどおり走るわけですが、疲れている時に走ったからこそ、自分の省エネな走り方に気づくことができます。

そんな風に、疲れているときにもいつもどおりの距離を走ろうとがんばることで、自分の身体がそのつかれに応じた走り方になり、その「疲れてるときの自分の振る舞い」にちょっと目を向けてみることで、自分の省エネモードを学ぶことができると思うんです。

記録が欠かせない

走るときの状態は、毎回違います。睡眠時間も十分で、身体が軽い日もあれば、前日の運動の疲れを引きずってる日も。朝早くでまだあんまり身体を動かしていなかったり、もう一日の終わりに差し掛かっていて、その日の疲れを感じていたり。

その違いは、大きいものもあれば、小さいものもあります。

自分の身体の状態を感じながら、その日どういう走りをしたのか。そんな情報が、「疲れてるときの自分の振る舞い」を知るためには必要です。

自分の疲れ具合と、その日の走りをセットで記録する。

毎回のランニングの記録をとっていれば、「疲れているときの傾向」を見ることができる、というわけです。

疲れているのはどこか、何が原因で疲れているのか、そのとき自分はどう走っていたのか、ペースはどんなもんだったのか。

その記録を見返すこと、特に疲れているときにどんな走りをしているのかを見返すことで、「疲れているときの自分の振る舞い」がわかる。「疲れているときの自分の振る舞い」がわかれば、それを普段から心がけると、省エネモードで自分を動かすことができる。

で、これはランニングに限った話ではありません。

例えば、タスク管理。

タスクに着手したくないなぁってときがあります。

よくあります。

そんなとき、どうすれば自分は着手するのか。

目を背けずに取りかかることができるのか。

しんどいときでも取りかかれる手立てはなにか。

イヤやと思っていたけど、終わってみるとすごく集中できたのはなんでか。

タスクを実行した際、1日のどの時間帯で、どんな気分で、やってみてどうだったかを記録しておくことで、疲れている、着手するのがおっくうなときの自分は、いかにタスクを消化したのかってのがわかります。

そこから、タスクの着手や実行への省エネモードも見えてくるわけです。

おわりに

疲れてても走れた、疲れててもタスクを実行できた。そういうときこそ積極的に記録をとっておき、なんで走れたのか、どういう走り方をしていたのか、タスクに着手してみてどうだったか、などの自分の傾向をつかみとり、省エネモードをさぐる。

疲れている時こそ、自分の"省エネモード"を知り、自分の特性"を知るいい機会でないか。

疲れてるのときの自分の振る舞いから省エネモードを学ぶことができれば、それを普段に適応できれば、今よりも少しでも走れるように、今よりも一つでもタスクが消化できるようになってくれるんでないかと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。