WorkFlowyを、どんな風に使っているか?アウトプット編

WorkFlowyをどんな風に使っているのか書いていく連載、今回は、「アウトプット編」です。


書きためたメモを活かす

といっても、WorkFlowyを利用しながらアウトプットへとつなげていくことについては、これまで何度か書いてきました。
メモ同士を組み合わせながら育て、一つの文章に仕上げていける、アウトライナー〜メモに対して今いろいろと考えていることその5〜 - iPhoneと本と数学となんやかんやと

「メモが育つ」とはどういうことか?と、メモの育て方〜メモに対して今いろいろと考えていることその6〜 - iPhoneと本と数学となんやかんやと

途中、マインドマップを利用することについても。
マインドマップもどきで、内容と構成を固定させる - iPhoneと本と数学となんやかんやと

簡単に書き出すと、

  • 日頃から着想をメモしておく
  • アウトプットの際に見返す
  • 使えそうなメモを集める
  • 順序を入れ替えたり書き加えたりしながら、形作っていく
という感じでしょうか。
ブログを書く時に、基本的にぼくはこういう感じで完成させていってます。
WorkFlowy内のメモはものすごく増えているのですが、書きたいテーマに絞って検索をかけることで今必要なメモをざーっと表示することができます。
「順序を入れ替えたり書き加えたりしながら、形作っていく」ってのも、最近はもっぱらWorkFlowyのみを使って行っています。
書きかけの文章はすべてWorkFlowyにある状態にしておき、時間を作ってはそこに書き加えていきながらブログを書いていってる感じです。
ブログを書く際にはそんな感じですよーってのはこれまで何度か書いたので、今日は少し違うことについて。
職業柄、ぼくのアウトプットの中でものすごく重要なのが、授業の準備です。それにももちろん、WorkFlowyを使っています。


授業の準備に活かすチェックリストが、詳細なログへ

授業の準備を進め、実際に授業をするまで踏む手順は、ある程度決まっています。その手順を、毎回毎回頭の中で思い浮かべて進めるなんてことは、なかなかに大変。ということで、本格的にWorkFlowyを使い始めてから、授業の準備のチェックリストを作成して利用するようになりました。
と言っても、すべてWorkFlowyで準備を進めていくわけではありません。あれこれ考えるときは、まっさらな紙と書きやすいペンに勝るものはないですし、授業の展開なども、あれこれ書き込みながら進めていくほうがぼくには合っています。
授業準備をサポートしてもらう役割を、WorkFlowyに担ってもらっています。
チェックリストを利用し始めてすぐあたりから、各リストの項目に、いろいろとメモを書き付けていくようになりました。そうすることで、次の授業準備にも役立つことに気づいたからです。
というのも、授業は連続しています。今回の内容は前回からの続きであり、次の授業にもつながっていきます。
なので、毎回過去の授業準備の内容を見返すということをよくします。
チェックリストに準備のときのメモを書き付けておくと、それがその後の授業に活かされることもしばしば。
授業の準備中には、次の展開を考えたりしながら、今回の内容を考えたりします。
直接今回扱わない内容でも、メモの部分に書きつけておきさえすれば、次回の準備の際に、見返すことができます。
授業間のつながりを、より意識し、自然なものにしていけます。


おわりに

前回書いたように、WorkFlowyにメモしたもの、書いたものは基本的には削除しません。ログとして残していきます。
特に今いいな、と実感してるのは、WorkFlowyを授業に活かすようになって、考えたことを文章で書き表すことが増えたこと。
紙にいろいろ書きつけて考えているときは、頭ん中では書きつけたこと以上にほんとうにいろいろなことを考えています。一通り考えた時点で、ある程度は固まってることも多い。
頭の中で出来上がってるから満足してしまうことが多かったこれまでですが、そこから一歩踏み込み、考えたことを文章で書くことの効用を実感しています。
そしてそれが次の授業にもつながっていくのであれば、なおさら文章で書き表しておこうと思うわけで。
いい循環を起こしてくれているように思います。
では、お読みいただきありがとうございました。