予定は書かず、どれだけ取り組めてるか把握したいことのログを書き込むって方針で手帳を使う

昨年は手帳を買わずに、一年間過ごしました。というか、ここ何年かは手帳を買わず、ノートに手帳の役割を持たせ、使っていました。

でも、今年はちょっと思うところがあって、手帳を購入し、12月の終わり頃から使っています。


手帳を「管理」 に使うと続かなかった

これまで手帳をあれこれ使ってきましたが、結局続かないことが多く、ノートに落ち着く、というのを繰り返しています。が、今回はずっと続きそうな予感がしています。

というのも、手帳を買ったものの、スケジュールもタスクも何にも手帳では管理していません。

スケジュールは基本GoogleCalにて管理しているので、紙で管理する必要はありません。

いつも、面倒で仕方なかったんです。GoogleCalも手帳も使うのが。それで続かなかった。

だから、手帳には一切予定は書き込みません。

タスク管理も、WorkFlowyでの43Folders式管理がうまく回っており、手帳では管理する必要なし。

つまり、一般的な手帳の役割である「スケジュール管理」「タスク管理」を、紙の手帳でする気にはなれない。

だから手帳ほしい熱にうかれて買ったとしても、使い続ける音ができなかったんですね。

スケジュールもタスクも書き込む気がないのに、なぜ手帳を買ったのか。

それは、「ログを書き綴っていこう」と思ったためです。


「たすくまのログ」とは別に残しておきたいもの

スケジュールはGoogleCalで、タスクはWorkFlowyで、そして、その日に取り組むタスクたちにかんしては、iPhoneアプリ「たすくま」で管理しています。

Taskuma -- TaskChute for iPhone -- 記録からはじめるタスク管理
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル

「たすくま」では、一日の行動をすべて残らず登録・計画し、一つ一つ実行していきます。実行していく際に、開始時間や終了時間、そのタスクに関するメモがログとして残されていきます。

つまり、行動のすべてに対して、「たすくま」上にログを残すことができている、というわけです。

では、なぜあえて手帳を買い、そこにもログを残していこうと思ったのか?

ログが勝手に残ってくれるのはありがたい。けど、たすくまでは「すべての行動」のログが、すべて同じように残っていきます。

今自分が力を入れて取り組んでいることや、大事にしていることのログも、そのほかの行動とまったく同じようにログが残っていく。

でもね、やっぱり力を入れて取り組んでいることに対しては、しっかり見返し、方向を修正し、またさらに取り組んでいきたいじゃないですか。

自分が大事に思っていることについては、あとから見返し、一言書き添え、より豊かにログを残していきたいじゃないですか。

また、「力を入れて取り組んでいること」に関しては、目標を定め、日々取り組み、どうだったかを記録していきたい。これをたすくまだけで完結することは難しんですよね。

そこで、自分が日々頑張って取り組んでいる「数学」に関するログや、大事にしたいと心から願っている「家族」で過ごす日常を、たすくまとは別にログを残していこうと考え、「そうだ!手帳を使えばいいじゃないか!」となったわけです。


選んだのは、「ジブン手帳

数多ある手帳の中から選んだのは、「ジブン手帳」。2種類ある大きさのうち、小さい方を利用しています。

この手帳を選んだ理由は、大きさが程よかったのに加えて、

  • ウィークリーバーチカルであること
  • 時間軸が24時間であること
の2点。

ジブン手帳」はなかなか個性的な手帳と言えるのですが、ぼくはその個性をまったく活かさない形で使っています。

というのも、手帳以外にも、「Life」や「Idea」という名称のノートが用意されており、それぞれに役割が与えられています。

また、手帳自身にもいろいろと書き込んでいく、「自分」についてのことを残していくための記入項目が与えられています。それに従って書いていくことで、すごく良い感じに仕上げてくれるのが「ジブン手帳」と言えます。

が、ぼくは用途を絞っていることもあり、ほとんどちゃんと活用していません。

元来めんどうくさがりなので、いっぱい書き込むってのが苦手で続かないので。


どんな風に使っているのか?

基本は、

  • 月の目標設定
  • 一週間の目標設定
  • 日々のログ記入
を行う場として、「ジブン手帳」を使っています。


■ 日々のログ記入
まず、1日のはじめに、今日の目標を定めます。主に、「数学」に関する目標を記入しています。

で、自分が日々頑張って取り組んでいる「数学」に関するログや、大事にしたいと心から願っている「家族」で過ごした時間を、バーチカルの時間軸に書き込みます。

そしてそこに、ちょっとした感想なんかも添えておきます。

家族で過ごした時間に関しては、些細なことであっても、些細なことであるがゆえに、毎日必ず記入するようにしています。


■ 一週間の目標設定
一週間に一回、記入しているログを見返し、次の一週間の目標を定めます。

あいているスペースに目標を記入しておき、次の目標設定の際に、達成できたのかどうか、取り組んでみた成果はどうだったのか、新たな課題として何が浮かび上がってきたのかってなことを書き込みます。


■ 月の目標設定
日々のログや一週間の目標設定たちを見返し、月に一回、次の月の目標を定めます。

目標は、自分の成長に関してのみ、数学に関してのみ設定してます。


使い始めて丸3か月が経っちましたが、いい感じに運用できています。数学に意識的に取り組めていますし、家族との時間をより大事にしようと努めることができてる感じがします。

ログを記入してて思ったのことは、働いていると、一日のうちに家族と過ごせる時間はものすごく短い、ということ。

合計3時間あったらいいほうです。

そんなに短いのか、と驚きました。

短さを自覚できたので、より大切にしたいという思いが強くなりました。


おわりに

手帳って自由に使っていいんだな、とつくづく思います。

フォーマットは手帳ごとに決まっているとしても、何を書いてもいい。自分が書きたいように書きこんでいけばいい。

だから、楽しいんやろうな、と。

今年いっぱいはこの運用でいってみようかな、という感じです。もちろん、書き込み方、記入の仕方は、日々変化していくでしょうが。

どうであれ、楽しみながら、自分が必要やと思う事柄について、めんどうくさくない程度に続けていければな、と考えております。

こういう、ログをベースとした、ゆるゆるな手帳の使い方の提案でした。

では、お読みいただきありがとうございました。