"整理"について考えてEvernoteを快適に


去年の年末に年末大そうじでは、「整理」と「整頓」区別して考えてみようというのを書きました。今回はそれの続き。Evernoteの整理について書いていきます。
上記のエントリのなかで、”整理”において大切なのは

  • しまいやすく、取り出しやすい
  • 片付けを習慣化させる

であると言いました。これはまったくもってEvernoteにも言えることです。

片付けを習慣化させる

ノートは”見返してナンボ”だと思っています。そのためにも、習慣的に片付け、ノートを適切な場所にしまう必要があります。そこで有効なのが、あらゆるノートをいったんInboxというノートに放り込んでおき、あとで見返してノートブックに振り分けていくというもの。多くの方がやっているのではないでしょうか。ぼくは必ず一日一回はInbox内のすべてのノートに目を通し、振り分けていくべきだと思っています。ちなみに、これは風呂上りの日課となっています。
また、「一日に放り込むノート多すぎてそんなんできませんわぁ」という方には、@rashita2さんのダブルインボックス・システムがお勧めです。

一週間に一度のタグ整理もいいんではないかと思い、

しまいやすく、取り出しやすい

Evernoteを生かすも殺すもここにかかっていると思います。
しまいやすさについては、

  • 自動化
  • ”迷わない”タグ付け、ノートブック分け

を追求することにあります。

■自動化

自動化は、いろんな方の様々な方法を全パクリさせてもらっています。
〜WebClipについて〜
@hitoxuさん、@goryugoさんのこの2つ。

〜一日のつぶやきについて〜
@mehoriさんのこのエントリ。ちょうど今日、@OZPAさんがTwtr2srcの解説をしてくださっています。
Evernote×Twitterでライフログ!最強ツールtwtr2srcの使い方 « OZPAの表4

特にフォーマットについては、むちゃありがたいです!

■"迷わない”タグ付け、ノートブック分け

タグについてのぼくの”迷わない”付け方は、「迷うなら付ける!」です。ポンッポン付けていきます。
タグはとりあえずはそれをすれば大丈夫なのですが、難しいのがノートブックです。"迷わない"はより重要になってきます。ノートを見返し、適切なところに振り分けるときに、いちいち迷うようなノートブックでは、サッとしまうことができません。さらには、見返し、振り分けるという行為そのものがめんどくさくて嫌になってしまうかもしれません。ぼくは「自分から出てきたものか否か」でノートブックを分けていますが、こればっかりは一人一人にあった形を模索していくよりほかはありません。少し前に実装された、ノートブック・スタックについても悩ましいところです。

取り出しやすい

デジタルなデータは一度適切なところにしまってやると、取り出したあとに元にしまうことを考える必要がありません。タブを閉じればさっきまであったところに戻ってくれます。なので、一番はじめにノートを分類する時に、取り出すときのことを考えたうえで、しまうのが肝心です。自分が見たいと思ったときに、見たいノートをパッと参照できる形。それが理想です。そのためには、「自分はいついかなるときに、どのようにノートを取り出したいのか」問いかけ、自分に見合ったEvernoteに育てていくしかありません。

さいごに

次のエントリでは、ぼくのEvernoteの運用法について書かせてもらいたいと思います。
ブログを通して、今まで本当に数多くの方々のEvernoteの姿というのを見せていただき、参考にさせてもらいました。ここには乗せきることができないほど多くの。今度見せるぼくの象さんの姿も、その一つになればいいなと思っています。
では、お読みいただきありがとうございました。