記録のわずらわしさをなくす
人の記憶はあいまいで、いつ書き換えられてしまうかわかりません。このあいまいな"記憶"に対抗することができるのは"記録"しかありません。
時間や行動、自分の考えや授業の感想などを「記録」しておく重要性が自分の中で日に日に高まっています。
めんどうくさいって思っちゃう
重要性は高まっているのですが、やはり逐一何かを記録していくというのはなかなかめんどうくさい。どうせならめんどうくさい気持ちを軽減させることができるような記録の仕方を身につけたいものです。
また、記録したものは見返してナンボ。のちのち自分が見返したくなるような、それでいて極力わずらわしくない記録の仕方を考えています。
「毎回必ず書くこと」のわずらわしさをなくす
特にめんどうくささを排除したいのが、「毎回必ず書くこと」。例えばぼくの場合、授業を行ったあと、その感想を必ず書きます。こんなのを極力サササッと書いておきたい。これを書くのがめんどうくさかったら、毎回毎回めんどうくさいと感じしまい、結果書かなくなる恐れがあります。
そこで、次の3つの環境整備を行いました。
- テンプレートを作成する
- キーボードで入力する
- いつでも記入できる環境を作る
■テンプレートを作成する
「毎回必ず書くこと」を書こうと思ったとき、毎回白紙に向かって「さて、何を書こう」と考え始めるのは疲れます。それが溜まっていき、やがて書くことを辞めちゃいかねない。
そこで、あらかじめテンプレートを作成しておきます。先の授業の感想を例にとると、「準備にどれくらいかけたか?、生徒の反応は?、教材のレベル設定はどうだったか?」などの項目が記入されたテンプレートを用意しておくことによって、感想を吐き出しやすくすることにしました。"疑問型"にすることによってそれがうまい具合にトリガーになり、授業中の記憶を呼び戻してくれます。
■キーボードで入力する
作成したテンプレートにキーボードで入力をしていきます。手書きで書いていくことも試したのですが、ぼくの場合手書きでは書くスピードが遅く、頭で書こうと考えたことに全然ついていくことができないので、おたおたしている間に書こうと考えていたことを忘れたりします。
また、字がきちゃないのであんまり読み返す気にもなりません。
その点、キーボード入力だと書くスピードは手書きよりも早いですし、きれいな文字で残すことができます。さらにデジタルな記録なので、複製や移動も楽チン。
■いつでも記入できる環境を作る
これにはいつでもどこでも一緒なiPhone大活躍です。
今は「ATOK Pad」というアプリを使用しています。
おわりに
「記録すること」は大事大事だと思っているのにめんどうくさく思ってしまう。なんとも情けない自分です。極力「めんどうくさい」の気持ちが起きてこないような、自分のニーズにあった快適な環境をつくっていき、しっかりと日々の記録をとっていきたいものです。
では、お読みいただきありがとうございました。