チェックリストってやっぱ良いなと思った3メリット

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週に何時間か授業の時間があります。その準備って何日かにわたって計画的に進めていかないと混乱してしまうなぁってことは4月当初から思っていました。

授業準備にチェックリスト

準備のときにしなければいけないことは毎回同じです。「ねらい」を設定する、教材教具を考え作成する、発問を考える、授業の流れを書き出す。。。
これらのことを何日にもまたがって進めていくのですが、こういうときこそチェックリストを作っておくとすごくいいってことに、最近になってようやく気づきました。作ってみることでチェックリストを用いることのメリット的なものが見えてきました。
1,「やるべきこと」を忘れずにすむ
何日にもまたがると、ぼくの場合、なにをしていたか忘れちゃいます。その都度「あれやったっけ?」「これやったっけ?」と考える必要があり、そういうのを考えることに時間や脳みそを使うのってすごくもったいない。
「準備リスト」を作っておきさえすれば、そこには「やるべきこと」が並んでいて、やり終わったことにはチェックがついているわけで。それを見れば「あれやったっけ?」「これやったっけ?」と考える必要なんてなくなり、すぐに続きを再開できます。
2,見通しが立つ
リストを作り、「何をしなければいけないか」をはっきりさせ、全体像をつかんでおくことによって完了までの総時間の見積もりがたちます。そしてそのリストにそって進め、チェックを入れていくことによって、全体に対して今どのくらい進んでいるのかをパッと確認することができるようになります。自分の立ち位置を確認しながら進めることができるのっていいですね。で、全部のリストにチェックがつけばとりあえずは終了。そこからさらに授業の展開を練ったりもしますが、全部にチェックがついていれば「あれしてないやん!」なんて慌てることなく、ゆったり発想を促すことができます。
3,「チェック」は快感
はい、これでかいです。一つ一つのチェックボックスにチェックを「おりゃー!」と入れるのは気持ちがいいです。進んでいる実感が得られます。終わりに近づいてる確かな手応えを感じます。そして、最後のチェックボックスにチェックを入れたとき、「終わったぞ!」というやったった感を味わうことができます。
はい、気持ちの問題です。でも同じチェックを入れるなら、淡々と黙々とリストを潰していくよりも一つ終わるごとに「おりゃー!」「やったったぞー!」って思いながらチェックしていくほうがなんだか楽しいじゃないですか。

繰り返すことで見通しをより洗練していく

2個目のメリットで「見通しが立つ」を挙げましたが、初めからちゃんとした見通しは立ちません。立てたとしても初めの見通しほどお粗末なものはなく、それ通りにことが進むなんてことはめったにないと思います。こういうチェックリストは、何度も使っていくうちに一つ一つの所要時間というのがはっきり見えてきます。何度も使って、かかった時間を記録していく。それによって「見通し」の精度を上げていくことが大切です。

おわりに

今は授業準備を中心にチェックリストを活用しているのですが、あなどるなかれチェックリスト。他にもいろいろと応用がきくなかなかすごいやつな感じです。いろんなシーンでリストを作り、活用していこうと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。

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