話を聞くときに意識していこうと決意したこと

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コミュニケーションで大切なのは、相手の話をしっかりと聞くことであるのは事実であると思います。傾聴の心が大切です。
ただ、どれだけ熱心に集中して聞こうとも、目をつむってうつむき加減で耳に神経を集中させて聞く。こんな聞き方をしていても、話し手は話しにくくてしかたありません。会話がとまり、話が途絶えてしまうかもしれません。もっと気持ちよくしゃべってもらえるよう、話を聞いているということを相手に伝わるように表現すべきです。聞いてもらえるからこそ話すのであり、「ちゃんと聞いてくれているなー」という実感は信頼感を生みます。
そんな、話をしっかりと聞き、相手の方に気持ちよく話してもらうためにすごく大切だなーと感じたことについて、今回は書いていきます。

「うなずく」

おそらく、すんごい聞き上手になるために必要なことはたくさんあるとは思いますが、はじめからあれもしようこれもしようとしてもどれも中途半端になり、かえってよくなかったりします。そこでまずはたった1つ、「うなずく」ことに意識を集中させることが良いと思います。実際2人組になって片方が1分間しゃべり続ける、ということをしたときに、前半はじぃーっとなんの反応も成しに聞いてもらい、後半はうなずきながら話を聞いてもらうと、後半のほうが段違いに話しやすくなります。「うなずきパワー」を実感することができます。
■自分は思ったよりもうなずけていない
こんなん簡単やん!と思っていることでも、実際やってみるとなかなか難しい。あるいはできたつもりでも、その様子を撮ってもらった映像を見てみると、全然できてなかった、という経験はありませんか?うなずきにも同じことが言えます。
意識的にうなずいたとしてもちゃんとうなずけていなかったりする、ということです。これは、普段しっかりうなずけていない方に多く見られるようです。少し大げさかなーと思うくらいうなずくのがちょうどいい。適度に相づちをうちながら、深く、ゆっくりとうなずく。少しおおげさかなー程度に意識してうなずくことからはじめるのがいいです。
■うなずいてても、話を聞いていなかったら、それは相手に伝わる
ここで注意しなければいけないことは、「うなずこう、うなずこう」とばかり考えて、相手の話を十分に聞けていなければ、それは相手にも伝わってしまう、ということです。「よくうなずいてるけど、ほんまに話聞いてるんかなー」という気にさせてしまいます。実際、2人組になって話の聞き合いをしたとき、ぼくはこのことをズバリと指摘されてしまいました。
当たり前のことではありますが、ただ単に「うなずく」のではなく、聞いて「うなずく」。これが、忘れてはならないすごく大切なことだと思います。話を聞いていないことをうなずきでカバーはできない、ということですね。

おわりに

ぼくは人見知りで、初対面の方と話すのがとても苦手です。ぼくから話すのが難しいのであれば、まずは聞き上手からはじめよう。相手の方の話を引き出すことで会話の糸口をつかみ、ぼくからも何かを話すことができればいいなと思います。
おそらくちゃんとうなずくことができていないので、今後意識し、実践していくよう、自戒を込めたエントリでした。
では、お読みいただきありがとうございました。