『【書評】〜〜』改め『「〜〜」を読んで学んだこと』に

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今年のはじめに「読んだ本はすべて書評を書こう」と決意して、これまで何冊か【書評】という形で書いてきました。でも、自分が書いているものは書評と呼ぶに値するものなのか、ということを考えると、ぜーんぜん違うということに気づかせてもらいました。

書籍紹介のスタンスについて:提灯記事ではなくて応援記事。 | Find the meaning of my life.

@kazumotoさんはぼくにとってあこがれのブロガーさんでして、ぼくは@rashita2さんと@kazumotoさんのブログに出会ったことから「ブログ」というものに興味を持ちはじめ、いろんな方のブログを読むようになりました。そんな大きなきっかけを作ってくださった@kazumotoさんが書かれた上記記事を読んで、自分が【書評】と言って書いてきたものについて改めて考えることになりました。

書評ではないな

読んですぐ思ったのが、「ぼくが書いているのは書評ではないな」ということ。
一般的に書評とは「本の内容を適切に紹介し、それに関して論理的な批評を加える文章」と認識されていると思います。
あんまりちゃんと考えず、とにかく本を読んで書いたものには題名に【書評】とつけてポストしていたなぁと反省するとともに、自分自身が「書評」を書こうという気持ちで本について書いてきてはいないなという思いを抱きました。

そして@rashita2さんも、@kazumotoさんの記事に続いた「R-style » 書評と感想文の違い」の中で、書評についてこんなことを書かれています。
本の中に入り込まず、あくまで客観的な評価を目指す。
はい、ぼく全然できてません。どっちかというとやってるのはこちら。
本の内側に入り込み、そのとき自分が感じたことを書き記す。「おぉ〜、すげぇ〜」とか「おもしろい!」というのが感想文。
感想文寄りのことしか書けていなかったんじゃないかなぁと思います。ひいき目に見ても書評とは呼べない代物。

なぜ本について書くのか

ちょっと立ち止まって、自分がこのブログで本について書くのはなぜなのか考えてみました。一つの要素としては「おぉ〜、すげぇ〜」とか「おもしろい!」と思ったことを書きたいというのもあります。だって楽しいものは多くのかたに楽しんでもらいたいもの。

そしてそれ以上に心がけたいのが、「自分が本から学んだことをまとめる」こと。そこに自分が考えたことや感じたことを交えてアウトプットしていき、本を”読んだら読みっぱなし”の状態から脱却したいからと言う思い。それをブログに書き記して行くことで、誰かの何かのお役に立てればこんな良いことはないなぁと感じたからだったことを思い出しました。

本を読んだら、その本についてブログでとりあげる。このスタンスを変えるつもりはありません。1冊の本を読めば必ず学んだことはあるから。でもそれを【書評】と銘打ってポストすることは辞め、素直に『「〜〜」を読んで学んだこと』という形で書いて行こうと思います。

おわりに

本を読むことが好きです。でもそれを”好き”だけで終わらせて、読んだら読みっぱなしはすこぶるもったいない。今回、これからも本を読んでいき、多くのことを学んでいこうという決意を固めることができました。こんな風に”ちょっと立ち止まって考える”機会を与えてくださった@kazumotoさん、@rashita2さんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
では、お読みいただきありがとうございました。


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