時間ログの活かし方

Tempus fugit

初めてドラッカーに触れて実践した、3つのこと」以来、かれこれ半年ほど時間ログをとり続けています。とり続けて入るんですが、なんだかモヤモヤしてました。というのも、時間ログをとるにはとっていますが、それを「活かせているのか?」という質問に対しては、自信を持ってYes!と言うことができないと感じていたからです。

TimeLabelで時間を記録

時間ログはiPhoneアプリ「TimeLabel」でとっています。

TimeLabel 2.1.1(¥170)App
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
販売元: Simple Item - Tomotaka Masuda(サイズ: 0.5 MB)
全てのバージョンの評価: (61件の評価)


睡眠、読書などの項目を「グループ」としてまとめることができます。で、そのまとめ方を見直すことで、以前より少しログを活かせるようになった気がします。
■グループごとに時間を集計してくれる
TimeLabelでは、各項目ごとに時間を集計してくれるのはもちろん、グループ分けしておくとグループごとにも時間を集計してくれます。

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「Restrict」や「Refresh」といったものがグループです。グループごとに時間を集計してくれるってのをもっと利用していくことで、時間ログをさらに活かすことにつながると感じました。
■グループ分け
以前はあまりちゃんと考えず、「職場」「職場以外」「休憩時間」というグループ分けをしていました。でも、職場でどのくらい過ごしているかなんてログを見れば明らかですし、そのグループごとの時間を知ってもたいして意味がありません。そこでグループ分けについて教えてくれたのがこの記事。

誰でも成功できるシンプルな時間管理メソッドを教えます。 - QOOQの日記
すごく参考になりました!


上記記事では他のiPhoneアプリを薦めているのでそれを使っていないのに紹介するのはちょっと心苦しかったのですが、ここに書かれている時間の捉え方にすごく影響を受けましたので、どうしても紹介させていただきたかったんです。

上記記事にならい、グループ分けを「Investment(投資)」「Restrict(拘束)」「NoUse(無駄)」に分けるとともに、さらに「Create」「Refresh」も加えて5つのグループ分けで時間を記録することにしました。TimeLabelのスクショを見ていただくとわかりますが、投資した時間や拘束されている時間、実際に頭を使って何かを創り出した時間にどれくらいかけているのかが一目瞭然になりました。この表示ができるから時間ログアプリにTimeLabelを選んでいます。これ、いい感じです。

時間ログを活かすサイクル

まずは記録する。そして時間ログは必ず一日に一度見返し、改善点を考えて”具体的に”どういった対策をしていくのかを考え、また記録し、見返して。。。この繰り返しこそ時間ログを活かしていくためには必要であると考えました。ルーチンにはチェックリストを作成したり、「毎日この時間に開始する!」と時間を設定したり、とにかく改善ポイントを具体的な行動に落とし込んでいく。で、記録しまた見返す。ちょっとずつですが、時間の使い方を改善していくことができています。そうわかるのも、時間のログをとっているからこそです。
Evernoteに保存する
スクショはEvernoteに保存し、どう改善していくのか、具体的にはどうするのかもそこに書き付けていきます。改善策もしっかりと記録することが大切だと思うので、一日に5分は時間をとり、時間の使い方の見直しとその改善策の記入を行っています。

おわりに

時間というのは有限で、意識しないとすぐに浪費していってしまう、という事実を、時間ログをとることで痛いほど理解することができます。理解して終わりじゃなくて、じゃあ浪費しないためにどうしよう、と考えていくことも必要です。

まだまだ改善の余地はありますが、ちょっとずつ時間をしっかり使えるようになっているのではないかなと思います。肩肘張らず、窮屈になりすぎない程度に時間を使っていきたいもんです。

では、お読みいただきありがとうございました。


カメラロール-101

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