今年読んだ本から10冊選んで紹介する #10book2011 の企画に参加!

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みなさん、今年は何冊ほど本を読まれたでしょうか?

ぼくも一年で自分的には結構な数の本を読んだつもりなんですが、そのなかから10冊選んで紹介をする、という年末が迫ったこの時期にとてもマッチした素晴らしい企画を@stiloさんが催しているということなので、参加させていただくことにしました。

2011年に読んだ本から10冊選んでブログで発表しよう! #10book2011 - stiloの25時間目
参加させていただきました!


一度読んだ本を振り返ってみる、っていうのはなかなか楽しいもんです。

特に順位はつけず、読んだ順番で紹介していっちゃいます。

30日で人生を変える「続ける」習慣

この本の特徴は、すごく読みやすい、ということ。なかなか難しい「習慣化」という課題をどうしていくべきか、軽快なテンポで系統立ててわかりやすく書かれているので、読むとなんだか「習慣化、ぼくにもできそうなんじゃね?」っていう気にさせてくれます。実際に習慣化できたこともありますし、すごく参考になる1冊でした。

EVERNOTE「超」知的生産術

ぼくの大好きなブログ、R-styleを主宰しておられる@rashita2さんのEvernote本。Evernoteを知的生産にどう活かしていくのか、焦点を絞って書かれているため、得られることはすごく多かったです。

何よりもこの本にはすごく驚かされたので、一生忘れることのない1冊です。

イデアのつくり方

薄く、すぐに読めてしまう分量ながら、多くの示唆を得ることができる1冊。長い年月を経ても色あせない内容は、素晴らしいと感じました。何度も何度も読み返そうと考えています。

数学でつまずくのはなぜか

”はじめに”で
「どうやったらこどもたちに上手に数学を教えられるか」ということを書いた本ではない。どちらかというと、「どうやったらこどもたちから数学を学ぶことができるか」、それを書いた本である。
と書かれているように、子どもたちが数学をどう理解していくのかその思考に寄り添った著者の言葉は、子どもたちから数学を学ぶ姿勢を教えてくれます。この姿勢はいつまでたっても忘れたくないですね。

障害児教育を考える

ぼくは4月から特別支援学校で働いていますが、ほとんど知らない世界だったので戸惑いも多い毎日です。そんなときに出会ったのが本書。難しいことはあんまりわからないのですし、専門的な知識もまだまだなんですが、こどもの成長を支援していくこの仕事はとても素晴らしく、また責任も重いということを教えてもらった、ずっと手元においておきたい1冊です。

夢をかなえるゾウ 文庫版

バカ売れした「夢をかなえるゾウ」が文庫化されていたので、興味本位で購入してみたのですが、すごくおもしろかった。「実行に移すこと」を強烈に後押ししてくれる本書に出会うことができてよかったなと感じています。読みやすく、おもしろくてなおかつ学びも多い本です。

マニャーナの法則 明日できることを今日やるな

仕事をしはじめて感じているのが、雑務が多く、授業の準備や生徒の記録にかける時間がなかなかとれないな、ということ。それはただ単にぼくの仕事の処理能力が低いだけですが、少しでも雑務にかける時間を減らし、授業の準備に費やしたい一心で買った1冊。基本この本にならって仕事をしています。まだまだチャチャチャッと処理するまではほど遠いですが。

アルジャーノンに花束を

この本はほんとうにオススメの1冊です。主人公は知的障がいのあるチャーリイ。読者はそのチャーリイの日記を読むことで物語の全容を理解し、チャーリイの苦悩や置かれた現実を知ります。

洋書を読んでこんなに感動したことはありませんでした。読んだ方は主人公、チャーリイの純真さ、やさしさに心打たれ、物語に引き込まれるだろうと思います。少しでも興味があれば、ぜひ読んでみてください。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

正直、この本に出会えてよかったです。自分に当てはまることが多く、そのため自分を客観視することができました。人付き合いの本という位置づけですが、”親と子”や”上司と部下”などの関係についてもよく触れられるので、教員であるぼくにはすごく参考になることがおおく、何度も読み返しています。

プロ研修講師の教える技術

まえがきの「答えは相手に見つけてもらう」の一言に惹かれて購入しました。”教える技術”について書かれた本を何冊も読んできました。基本的に「講師」の方が書かれており、読むと参考になる部分は多いのです。が、研修や塾の抗議と学校の授業では「教師主体で教える」のと「生徒主体で授業をつくる」という大きく違う面もあります。いかに生徒たちの考えを引き出していくのか、というのがぼくは授業にはすごく重要であると考えているのですが、「答えは相手に見つけてもらう」ことを主眼に置いているこの本は、読んで参考になることがとても多く、教える立場にある方にはとてもオススメしたい本です。



以上がぼくが2011年に読んだ本の中から選んだ10冊でした。

おわりに

こんな風に一年間で読んだ本を振り返るのは、おもしろいですね。本もう一度読み返し、また違ったことに気づいたり、一読目には気にも留めなかったことからたくさんの示唆を得ることも多々あります。でも、それは再読しないと味わえない醍醐味。一年の振り返りとして10冊の本を紹介するこの企画を催して下さった@stiloさんに大感謝です。ありがとうございました。

では、お読みいただきありがとうございました。

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