人前で話すのは、とても大きなチャンスだということ
少し前に、連続して二つの研修がありました。その二つがぼくにとってあまりにも対照的で、そこから強烈に感じたことがあります。「人前で話すのは、とてつもなく大きなチャンスだ」ということです。
2つの研修
2つの研修は職場で行われたのですが、片方は何についてのお話かわすれてしまいました。あまり、というか全然聞く気になれないまま90分が過ぎてしまい、何のお話だったか覚えていません。もう一方は「応用行動分析」について。それを支援にどう活かしていくかのお話で、学ぶことが多く、生徒の支援に置いてとても有用であるように感じました。研修中には多くのメモをとり、受けてる最中から「これはもっと学びたいなぁ」という気持ちになり、研修後に”応用行動分析”についての本を買ったほどです。今まさに勉強中です。
どちらの研修も、多くの職場の方々に向けて行われた研修であることには違いないのですが、片方は内容を忘れてしまうほどのものであり、片方はさらに深く学ぶ気にさせてくれたもの。この違いは凄まじく大きく感じます。
1人が関わることができる人数
自分1人が直に関わることができる人の人数というのは、あまり多くはありません。「こうなってほしい、こうしていきたいんだ!」という強い意志があったとしても、1人でできることというのは限られてきます。なので味方が必要です。味方は多ければ多いほどいい。今回受けたどちらの研修の講師の方も、「支援教育をよくしていきたい!」という気持ちは強く持っておられたと思います。応用行動分析学の研修では、受けたあと本を買ったりして、こちら側が自発的に行動をし始めることが出来ました。これは研修を行った人にとって一番の成果ではないかと思います。自分の考えが広まり、それに賛同する人が自分の活動に加わってくれた、味方になってくれたってことなんですから。それに対してもう一つ前の研修から行動に移したことは一つもありません。この違いは、ほんと凄まじく大きい。
人前で話す機会がもしあるとするならば、それは味方を得る大きなチャンスです。自分の考えをわかりやすく伝え、それに賛同してもらうためにもどのように話し、どのような構成でどうやって伝えるのか、周到な準備をすることが必要不可欠です。
「授業」もそうだし、「ブログ」もそう
本ブログ「iPhoneと本と数学となんやかんやと」は、自分の好きな「iPhone」「本」「数学」について書いていきたい、書くことが学びにつながるんだという気持ちではじめました。そのとき同時に考えていたのが、数学について書いていくことで「楽しくなけりゃ数学じゃないじゃん」というぼくの数学に対する考え、思いに賛同してくれる方を増やしたい。手を組んでどうにか数学の「嫌いな科目No.1」という汚名を晴らしていきたいということ。実際は数学について書くことがなかなか難しく、ほとんどそれ以外のことについてのエントリばかりになっていますが、まだまだ数学の「嫌いな科目No.1」という汚名を晴らしていきたいという気持ちは強く持っております。「ブログは人前で話す場」の一つであるので、ココを大きなチャンスの場と捉え、数学について思うことがあれば、全力でココに書いていきたいと思います。また、もちろん授業も人前で話す、大きなチャンスの場です。今以上に気を引き締めて望んでいきたいなと強く思います。
おわりに
人前で話さなくとも、多くの方と出会える場所も自分の思い、というか自分を知ってもらう重要な場であると思うのですが、いかんせんぼく、人見知りで、なかなか自分から話しかけたりというのがかなり苦手です。でも、来たる2月11日に開催される「Dpub」へ参加できることもきまりましたので、そんときはちょっといつもよりがんばっていきたいと思っています。お待たせしました!2月11日に大阪で “Dpub 4″ 開催決定! | No Second Life
よろしくお願いします!!
人見知りをいきなり改善することは難しいですが、ちょっとずつちょっとずつ。
では、お読みいただきありがとうございました。