計画しない、から逆に時間がとられてしまう

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日々、一日の計画を立て、それに倣って行動しています。あらかじめ決まっているスケジュールをまず書き込み、そのあいている時間にタスクを放り込んでいきます。タスクの一つひとつにかかる時間を予想し、スケジュールとタスクのすべての計画の合計時間が、自分がベッドに入りたい時間を越さないように一日にすることを決め、こなしていきます。

元来めんどうくさがりなので、とても大雑把に計画しており、5分や10分しかかからないものについては、特に計画に組み込むことなくすごしてきました。が、ちょっとそれではまずいんでないか、とようやく思い始めました。

計画してない代表例

メールの返信やRSSチェックの時間がそう。「メールの返信なんてすぐできるし、RSSチェックはあいた時間でやりゃあええか」と考えて、今までは特に一日の計画に組み込んでませんでした。が、この二つがえらい時間を食うことに気づいたんです。

メールはいつ来るかわかりません。来たその都度、メールを読み、返信を考えていては、今やっていることにも集中できなくなりますし、そのメールの返信に時間を食ってる間に、今とりかかっているタスクのあらかじめ計画した時間がどんどんなくなっていきます。

一日に配信されるRSSの量も、正確には読めません。ようけ配信されることもあれば、「あれ?今日少ないなぁ」という日もある。ぼくみたいに、基本すべてに目を通す、というスタンスをとっていては、毎日その消化にかかる時間が変わってきます。また、「あいた時間にチェックしよう」と思ってチェックし始めて案外時間がかかり、結局そのあとのタスクたちを圧迫してしまうこともしばしば。

また、計画してだけないならまだマシですが、メールやRSSにかかる時間を記録することすらしていませんでした。なのでどれだけ時間を食っているのか把握しきれず、ズルズルと最近まで「あいた時間にやりゃあいい」っていうスタンスを変えることができてませんでした。

あちゃちゃー、です。

計画に組み込み、かかる時間を記録する

対抗策はいたって簡単。毎日の計画に「メール返信の時間」と、「RSSチェックの時間」を組み込んでやりゃあいい。また、それらにかかる時間を記録し、把握しておけばいい。時間を区切って処理にあたることで、ズルズルと自分が思っている時間以上に時間をかけてしまうことも防げますし、かかる時間を記録しておくことで次の予測にも役立ち、「こんなに時間食ってもうてたんか!」ということにも気づけます。

一日の計画に読書やブログを書くという時間を組み込むのは、自分にその行動をさせるためですが、メールやRSSチェックの時間を計画に組み込むのは、自分に必要以上にその行動をさせないため。計画を立てるのには、”自分にさせる”ためと”必要以上にさせない”ための、二種類の意味合いがあるんだなということに、最近ようやく気づくことができました。

休息やTwitterのTLを眺めるなど、それをしていて楽しかったり、楽であったりすることにはついつい必要以上に時間をかけてしまいがちです。それの防止策として、時間をあらかじめ決め、計画に組み込んでおくのは大切だなと感じました。

おわりに

と、計画を立てる大切さに気づきながらも、計画にがんじがらめにされるとそれもしんどそうだなと感じます。自分に見合った、しんどくならない程度に一日の計画をたて、少し余裕を持ちながら日々を過ごしていきたいものです。一日一日を無理せず無駄にせず、一日の最後に「有意義に過ごせたなー!」と満足するためにも。

では、お読みいただきありがとうございました。

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