困った時の本だのみ。自分にとって良い本とは?

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最近立て続けに2冊の本を読み返しました。「ストレスフリーの整理術」と「自分の小さな「箱」から脱出する方法」という本です。

ときどきふとしたときに、今まで読んだ本の中から1冊選び、再読することがあります。でも、今回はいつもの気まぐれ再読ではなく、明確な目的がありました。「タスク管理をスッキリしたい。もっと良くしていけると思うねんなぁ。」という思いと、「最近ふぬけになっている自分。その原因となっていそうな”モヤモヤ感”を解消させたい。」というはっきりとした目的が。

頭に浮かんだのが、この2冊だった

気まぐれ再読するときって、あんまり目的を持たずに、本棚眺めて「キミに決めた!」って感じで再読する本を決定することが多いです。いたってテキトー。たまに、なにか目的があって「あの本再読しようかなぁ。」と思うことがありますが、今回みたいに、”今困っている自分を助けてほしい!”って気分で再読本を決め、読んだのははじめてのように思います。困っている自分の、答えあるいは解決のヒントになるようなことがあるんではないか。そんな気持ちで、半ばすがるような思いで再読した2冊。1読目がそれだけ印象深く、心に残っていたのか。あるいは十分に理解できていないような感覚があったのか。とにもかくにも、「ちょっと助けておくんなまし」という思いで、もう一度本を手に取ったわけです。

自分にとって”良い本”って、こういうことではないかと思う。

多くの示唆を与えてくれる本、思考をこれでもか!と刺激してくる本、単純に読んでいて楽しい本。一概に「良い本とは何か?」を決めることは、なかなか難しいです。いろんな良さを持ったいろんな本が、いろんなジャンルにゴロゴロ転がっているんですもの。

でも、今回のように、自分が困っているときに助けになってくれる本。すがりつかせてくれる本って、なっかなか自分にとって貴重で、かけがえのない存在やな、と感じたわけです。友達でもそうですもんね。自分が困っているときに助けになってくれる友達。すがりつかせてくれる友達。そんな友達を”親友”と呼ぶように、そんな本を”親本”と呼ぶことにしようと思いますやめときますやっぱりなんか”親本”て字面見ても意味わかんないので。

で、やっぱり再読しても新たな発見がいっぱいあって、一読するだけでは本を吸収しきれてないってのを感じることか。新たな発見があることは、一読目の自分とは違うところに目がいくようになっているということでもあります。一読目の自分とは違う自分を認識できて、それが楽しくもあります。これは、たぶんどの本を再読しても感じることでしょうけども。

だからなに?

困っているとき、迷っているときにすがりつかせてくれる貴重な本は大切にしないといけないなぁと思うと同時に、そんな本との出会いがあるから、出会いを求めて、これからも本を読み続けていきたいなぁと、改めて思いました。だから読書はやめらんない。

では、お読みいただきありがとうございました。

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