“大きい紙”と”むげんメモ”
”大きい紙”ってのが好きです。何かを考えたりするときに、大きい紙にあれやこれや書き付けていく。それが楽しいって感じる今日この頃です。
余裕がある時の方がいろいろと深く考えたり、よく頭が働いたりするってのは有名な話で、確かに自分にあてはめてみても頷ける経験がいくつもあったりします。同じようかはわかりませんが、考えるときにつらつらとなんかを書き付けていく紙にも余裕、つまり”余白”があったらいいもんです。スペースに注意を払う必要がなくなり、思考に集中できます。
だから”大きい紙”ってのがぼくは好きですし、はたまた黒板やホワイトボードなんかも広いスペースを与えてくれるので、そこをフィールドに思考を拡げていくのは好きです。
いいことしかないわけじゃない
と言っても、”大きい紙”にはいいことしかないのかというとそういうわけでもない。むしろ大きい紙には大きなデメリットがあったりします。かさばります。大きいというのはそういうことです。気軽に持ち運べない。携帯できない。大きな黒板を携帯している人にぼくは会ったことありませんし、ぼくも携帯しようなんて思いません。
また、大きい紙は大きいが故、保存しておきにくかったりします。ノートに貼っつけておく、なんてこともできません。
そんな、良くないことがいくつもある”大きな紙”ですが、その良くないことがない”大きな紙”っつうもんはないもんかなぁと、ないものねだりをしてしまいます。
書くスペースはようけあるにもかかわらず、持ち運びやすく携帯しやすい。そんでもって保存しておきやすいのん。
身近にはありませんでした。ちょっと前までは。
iPadと、「むげんメモ」っつうもの
今は存在します。これってなかなかすんごいことです。手書きを実現したデバイス、iPad。大きさから言ってもノートとして使えるんじゃないかと、その存在を知った瞬間、期待を膨らませました。
で、手に入れて実際に書いてみて。紙とは違って感触・感覚はあるものの、手書きにおいてはすぐれています。
さらにみつけた「むげんメモ」というあぷり。
むげんメモ for iPhone 1.3.3(¥250)
カテゴリ: 仕事効率化
販売元: ignote Co., Ltd. - ignote Co., Ltd.(サイズ: 9.1 MB)
全てのバージョンの評価: (5件の評価)
書くスペースはようけあるにもかかわらず、持ち運びやすく携帯しやすい。そんでもって保存しておきやすいのん。
この条件にほとんど当てはまりよるんですね。
「むげんメモ」は書くスペースが無限です。ようけありよる。だぁー!っと際限なく書いて、拡げていくことができる。余白のことを気にしなくていいのに携帯することができる点では、紙を超える存在です。”大きな紙”越えです。
いいことしかないわけじゃない
そんな「むげんメモ」でも、いいことしかないわけではありません。表示スペースは当然ながらiPadの画面の広さしかありません。
紙は全体を俯瞰しながら書き付けていけますが、むげんメモは、書き込む時は広い広いスペースのうちの一部分を表示しながらになります。ここが紙とは大きく違って、そこからくる感覚の違いと言うか違和感と言うか、それはかなり大きい。
また、書き味もどうしても紙に書きつけていく感覚とは違います。手書きに勝るもんはないんですが、もっといい書き味のアプリを知っているぶん、むげんメモにももっと期待しちゃったりします。
おわりに
とは言え大好きなアプリ「むげんめも」。拡大、縮小が自由自在なので、紙とは違った大きな利点があります。そこを上手に利用しながら、うまく使いながらいこうとおもいます。紙のよさ、むげんメモのよさをそれぞれ活用できるように、利用シーンを変えていってこれからもじゃんじゃんお世話になっていきます。
では、お読みいただきありがとうございました。