"走りたい”と思うようになった経緯を今思い出してみた
昨年の一月から始めたランニング、今ではライフワークの一つとして定着し、毎週数回はランニングすることができています。ランニングの総距離も着々と増えていくのが楽しくて、特にモチベーションを必要とせず、走れるときには走っておこうと自然に考えることができるようになりました。むしろ、走らない日が続くと「あぁ、なかなか走れてへんなぁ」と思うくらい。
でも、はじめはまったくそんなことなかったなぁと、ふと思い出しました。
今のランニングスタイル
ぼくは、基本的に通勤の片道をランニングすることで、走る時間をとっています。距離は6kmちょっと。雨の日など、天候によって走るのをやめたりすることが多々あるので、週平均3回ほどランニングしています。
たまーにですが、休日に3kmほどの短い距離のランニングに出かけることもあります。
そんなゆるい感じで続けているランニングですが、はじめはやっぱり「天気良いから走れるけど、あんまし走りたくないなぁ」って気分になることが多かったです。
でも、現在はほとんどそんな気持ちになることなく、ランニングに取り組めています。
そもそものはじまり
昔は、走るの嫌いでした。だって疲れるだけだと思ってましたもん。ランニングなんて。
そんな自分でしたが、奈良マラソンに出場することが決まったときから、走らざるを得なくなり、ランニングに取り組むようになりました。
当時は大学生です。ゼミの先生が
陸上の長距離をやっておられて、その影響で10kmのマラソンに参加し、勢いでフルマラソンである奈良マラソンに出場を決めました。
10kmは練習なしに走れるけど、フルとなるとトレーニングを積んでおかないことには完走も難しい。ということで、放課後など、先生と一緒に大学のグラウンドを走り、トレーニングを積みました。そのころに、少し自分でも家の近所をランニングするってのを始めました。
トレーニングの甲斐あって、なんとか奈良マラソンを完走。それが3年前の話です。
一生に一度はフルマラソンを走ってみたいと思っていたのが達成されて、自分の力を出し切れた感覚もあったので、もうフルマラソンはいいやって気持ちになってたんですが。。。
ランニングを習慣化したのは、大阪マラソンから
去年の正月にだらだらとお正月特番の番組を見ていると、一昨年の第一回大阪マラソンの様子が流れていました。それを見て、強烈に走ってみたくなっちゃったんです。いつも慣れ親しんでいる、大阪も街を。
そっからランニングの習慣化に取り組みました。就職してからランニングから遠のいていたので、体力は落ちていますし、自分一人でランニングを習慣的に行うのがはじめてなので、どうしたもんかとはじめは悩みました。
でも、通勤の時間をランニングに使うことで、「晴れている日は走る」というのを自分の身体にインプットすることができました。
とはいえ、日中身体を動かして疲れていて、ときどきくじけそうになりながらも、「この状況で走ることができたら、次からもっと楽に走れるぞ」と自分を鼓舞しながら、日々ランニングに取り組みました。
そのときはエントリーすら始まっていなかった、大阪マラソン出場を目指して。
走るのを好きとは思っていませんでしたが、「大阪マラソン」という目標があったので、がんばれました。
運良く当選し、大会出場することができ、自己ベストも大幅に更新できました。
好きになったのは、やり続けたから
目標としていた大阪マラソンに出場・完走で、ランニングをするための目標が今ない状況です。でも、今でも週2,3回走ってます。どうやらね、ランニングが好きになっちゃったみたいです。走らないとなんかモヤモヤする。「あぁ、走れてへんなぁ」って。だから走ります。
出場を予定している大会もありませんし、ランニングを続ける意味って今特にないんですが、それでも走りたいなぁと思うのは、これ完全に走るのが好きになっちゃってます。
大阪マラソンまでトレーニングをするうちに、最初の方は「大阪マラソン出場を果たせばそれでいいや」と感じていたのに、いつからか「大阪マラソン後もランニングは続けよう」と思うようになり、実際今走っています。
走ることを続けたからこそ、走ることが好きになっていったんやなぁと思います。
おわりに
何かを続けるということは、なんだかどうやら結構大切なことみたいです。ぼくにとってのランニングみたいに、続けるうちに好きになっていくかどうかはわかりません。でも、続けるためには楽しむこともとても大事で、楽しむための方策をいろいろと考えながら習慣化させていくのがいいんでないかと、個人的に思っています。
それが成功して、楽しむことができるようになったとき、いつからか好きなことに変わったりするんだと思います。
習慣化させたいってことは、その行動は自分にとってプラスになること。はじめはそれが嫌いでも、やっていくうちに好きになることができれば万々歳ですよね。
では、お読みいただきありがとうございました。