感覚というしかないもの


Flickr20131129212128 by choiyaki

紙。

何かを考える時、頭の中だけでうんじゃかんじゃ考えるよりも、紙に書いて、手を動かして、頭の中から出てきたことを確認しながら考えた方が、だいぶと頭が働くように感じます。

そういう、「なんか考えるとき」に使う紙について、最近感じたこと。

書き味がいい方が断然いい

何かを考えて、頭に浮かんだことを紙に書きつけていくときって、ぼくはガシガシ早く書いていくというよりは、じっくりと線を紙の上に書きつけていきます。なんだかその方が頭がまわるというか、書くことではなく、考えることに集中できるんです。これはもうぼく個人の感覚でしかないわけですが。

このときのサラサラ感がなんかすごく大事で、気持ちいい紙の方がいい。断然いい。

実際には、紙の質感が思考にどれほど影響するかなんてわかりませんが、感覚的には結構な違いが出てくるんじゃないかと思っています。

何かを考えようと思ったときに、なんかのプリントの裏紙を取り出すよりも、質感の良い、自分好みの用紙を取り出すほうがそれだけでテンション上がりますし。そんなんも影響してくるんだと思います。

方眼の線は、主張しないくらいの方がいい

まっさらな紙も好きですが、やっぱ方眼のほうが何かと書きやすい。そんなわけで、よく方眼の紙を使います。が、この方眼の線が主張してるはかえって嫌いだったりします。

自分が書いてる線と方眼の線がまじって、なんだか見にくい。そんな、主張している方眼は嫌なんです。でも、ないのも嫌。わがままなやっちゃです。

薄っすらと見える程度で、線がほとんど目立たない方眼。ぼくの好みは、そんな方眼の書かれた紙です。

大きさは同じでも、見開きじゃない方がいい

考えるときに使う紙は、大きい方がいい。

文字をちまちま書くのも手間だし、かといってそれじゃあ紙が小さいと、書きたいことを書ききれない。これまたわがままな要望なわけですが、A4サイズくらいは欲しいなぁと思っています。

ノートを使うのであれば、A5サイズのノートであれば、見開きでA4サイズとなります。サイズ的にはいいんですが、見開きノートだとどうしても真ん中で区切られているような感じがしちゃう。それが、なんだかあんまり好きくないなと、最近気づきました。

同じA4サイズでも、A5ノート見開きよりも、A4一枚の紙がいい。

それがぼくの結論です。

おわりに

ほんまにぼく個人が思う、感覚としか言いようのないもののお話でした。こう好きな感覚を挙げていってみると、結構わがままなわけですが、今一番のお気に入りがあるんです。それは、ニーモシネのA4サイズ、方眼。

紙質はさすがニーモシネ。A4一枚の紙で、方眼もむちゃくちゃうっすら主張してない。ほんとによくて、いつまでもなでていたい気持ちにさせる手触り、真っさらな紙に線を描き言葉や図が紡ぎ出されて行くその様、書き終えたあと眺めたときの白と黒のコントラスト。惚れ惚れします。

自分が使っていて気持ちいい紙。そんなのを探してみるのも、楽しいもんです。だから文房具見だすととまんなくなっちゃう。

では、お読みいただきありがとうございました。

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