本を書くつもりで文章を書いてみて、感じたこと


FlickrWriting Tools by choiyaki

かねてから抱いていた、「本ってのを書いて、KDPで出してみたいなぁ」って思いを実行に移すことにしました。それが今年の1月のはじめ。

何について書くのか考え、全体の構成を考え、「よし、決まった!」と文章を書き始め、なかなかうまくいかず一度すべて、読み返し、もう一度一から書き始め。。。

本として仕上げるという作業は、想像以上に難しく、予想以上に楽しい作業でした。

最終的には、KDPによる出版という形にはなりませんでしたが、別ブログにて連載という形で公開できてよかったです。

choiyaki出版

↑これがそのブログ。

Evernote×情報カード知的生産.pdf

Evernote×情報カード知的生産.epub

↑この二つが、連載公開したものを一つにまとめたやつ。

いろんな方法を試した

難しいと、あれこれ考えてどうにかできないかあれこれ考えます。で、それを試してみて、いい感じであれば続けてやっていってみる。ちょっとしっくりこなければ、また対策を考えて。。。そんなんがとても楽しかったです。

実際にあれこれ悩みながら、文章を書くいいスタイルがないか試してみていたときに、一番しっくりきたのが、「Taskboard」と「Re: writer」のふたつのアプリを使って、書いていく方法でした。

・「Taskboard」でこざね法的な

・Taskboard→Re:writerで文章書き書き

この二つのアプリで書いたものを、「Daedalus」というアプリに書き写し、順番を入れ替えたりしながら、全体の構成を仕上げていきました。

Daedalus Touch –iCloudのためのテキストエディタ
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル



文章を書く作業は、基本的にiPad miniで行っているので、アプリを使って快適な環境を整えよう、と考えた末のこれらのアプリの連携でした。

ブログとは、まったく違うや

同じ「文章を書く」という作業でも、ブログとはまったく違いました。

ブログは、一回一回で完結するように書けばいいので、その一回での話の展開を考えればそれでいい。使う言葉も、出てくる語句も、それほど神経質になる必要はあまりありません。

でも、本のように、まとまった文字数を書くときには、そう簡単にはいきません。ブログ以上に使う言葉に気をつけなくてはいけないな、ということをすごく感じました。

ある言葉に対する、ぼくの中のイメージと、読んでくださる方のイメージに乖離があれば、それだけでもう言いたいことが十分には伝わりません。本の内容にとって重要な語句に対しては、その乖離をなるべく埋めるよう、わかりやすく簡潔に説明を加えておく必要があります。

他には、全体として伝えたいことをまとめる、構成をどうするのか、というところも、ブログとは大きく違い、とても難しかった。

ブログと違い、全体の構成を考えなければいけない。何を、どういう順番で書いていけばいいのか。あの内容は、この内容の後がいいか、先がいいか。どこに配置すべきかってのを考えるの、なかなかに困難でした。

また、きちんと整理して書き進めなければ、いったい自分はどの部分を、何を伝えたいがために書いているんだ?と、すぐに迷子になってしまいます。これは、基本的に一回の更新では一つのテーマしか扱わないブログとは大違い。本というのは、伝えたいことの集合体なわけで。いくつかの伝えたいことを集めて、全体としても大きなテーマが伝わるようにしていかないといけない。その伝えるプロセスの、今どの部分を書き進めようとしているのか?という地図がなければ、ほんとすぐに迷子になっちゃいます。

難しかったのは確かですが、その分、手書きでネタ出しをし、付箋で構成を入れ替えながら内容を練ったり、、、ということがまた楽しかったわけですが。

おわりに

文章を書く、という作業は、ブログ続けてるんですけれども、特に好きというわけでもありません。でも今回、まとまった文章を書いてみて、前よりちょっと好きになったかも、です。

うんうんと悩む、考え込むことも多かったのですが、それがなかなか楽しく、おもしろく。文章を書くってことは、何かを作り上げていくことやよなぁと感じて。何かを作ることが好きなもんで。

で、第2段を今書き進めているところです。まだまだ完成までには時間がかかると思いますが、完成したら今回と同じように、choiyaki出版にて更新していこうかな、と思っております。また読んでやってください。

では、お読みいただきありがとうございました。

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コチラもよろしくお願いします!更新お休み中ですけれども。

あれやこれやの数学講義

完結いたしました。

choiyaki出版