週次レビューは手軽さよりもスッキリ感重視で


FlickrIMG_2649 by choiyaki

何度も続けよう続けようと思って、結局挫折しまうのが、GTDにおける「週次レビュー」。これまで何度も習慣化に挑戦し、その都度挫折してきました。

「目指せ!週次レビュー再習慣化!!」ってエントリ書いてるんですが、このときも結局失敗しちゃいました。

続けるためにやるもんではない

続けることを第一目標に、週次レビューに取り組んでいました。とにかく毎週続けよう、じゃあ続けるためにはどうしたらいいか。

でもこれって、少し立ち止まって考えてみるとおかしな話ですよね。完全に目的がすり替わっています。

何か目的があって、週次レビューをしていく。結果として、毎週続いていくってのが本来の姿であるのに、いつの間にか続けることが目的になって、うんじゃかんじゃ考えている。続けるにはどうしたらいいかばかり考えてしまっていました。

続けるためにはやるのではなく、やることで何か自分にとって得るものがあるから、続いていく。それが正しい姿であって、続かないということは、その行動が、別段続けるほど価値のない行動ではないのか。続けることを考えるあまり、価値が薄くなってしまっているのではないか。そんな風に思い始めました。

簡易的なものには、しない

これまでの週次レビューでは、手間がかかると続かないだろう、という思いから、簡易的なものにしてしまうことが多かったんです。日記を見返しておしまいとか、今週実行予定のタスクを見返して、少し整えておしまいとか。

でもそれって、週次レビューの本来の目的を完全に忘れてしまっていますよね。だって、GTDにおける週次レビューは、「最新の状態を保ち、スッキリする」ことを目的に為されるべきなんですから。ただ単に今週を見返せばいいってもんではありません。見返し、気になることを収集し、しかるべきところに整理しなければ。

十分な見通しをもてるまでスッキリさせようと思えば、ある程度の時間はかかります。でも、時間をかけず、スッキリできない週次レビューは、週次レビュー本来の目的を全然達していないので、スッキリ感を得るために、時間をかけて週次レビューを行っています。で、そのほうが週次レビューの威力を実感できますし、実感するとまた次もやろうか、という気になって続いていく。そんな状況になっています。

おわりに

何かを続けていくことって難しいなぁと思います。でもそれは、続けよう続けようと思っているからなのかもしれません。

今ぼくが習慣化に成功していることのほとんどが、やることによってその効果を実感することのできているものばかり。ランニングであったり、ブログの更新であったり、数学の勉強であったり。

簡易的なものにしてハードルを下げるのではなく、多少手間がかかってもいいので、効果が実感できるだけやり切ることが、続けていくには必要なのかもしれません。

では、お読みいただきありがとうございました。

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