習慣化は、「手間」と「効果」のちょうどいいところさがし
IMG_1056 by choiyaki
これまで、いろんなことの習慣化に挑戦し、いくつか成功し、それ以上に挫折をしてきました。ランニングや、ブログ、日記、週次レビュー。。。
習慣化に関する記事も、このブログでいくつも書いたりしてきました。
そんな、習慣化をがんばってきた中でも、何度もトライし、挫折してきたのが、日記と週次レビューです。それがね、今続いてるんです。どっちも。
過去、人生の中で、こんなに長い期間日記が続いたことなんてありませんでした。いい感じです。
また、毎週の週次レビューも続いています。というか、今までやってみてもどうしても楽しくできなかった週次レビューが、最近なんだか楽しいんです。
で、ちょこっと考えてみると、続いている理由の共通点が見えてきました。
「1日5分」、手軽さの落とし穴
習慣化のコツとして、「ハードルを下げる」というものがあります。例えば、「1日5分で取り組める」であったり、「1kmだけ走る」であったり。
確かに5分間だけ実行すれば良いのであれば、やるまでのハードルはとても低くなります。すぐに取りかかれるようになるでしょう。時間もさほどかからないので、一日の予定の中にも組み込みやすいです。実際ぼくも、ハードルを下げることで取り掛かりやすくし、習慣化を目指したときもありました。
ただね、1日5分とか、取り掛かりやすくして、それで習慣化できたとしても、1日5分の積み重ねで果たして効果を実感できるのか?が問題になってくるんです。ぼくはそうでした。
日記を、すごく簡易的なものにして、すぐに書き終えることができるような形にした。で、しばらくは続きました。でも、あんまし効果を実感することができず、いつしか「書いてて意味あるんかな?」って気持ちにとりつかれてしまい、やがてやめてしまいました。「効果」が感じられないと、1日5分でも続かなくなっちゃうんです。
「手間」と「効果」のいいとこさがし
「1日5分」は、確かに手軽で、やることにたいするハードルもとても低いので、とっつきやすくするにはもってこい。というわけで、習慣化を開始した当初は、なかなかに有効な手です。「1日5分」で自分の中のハードルを下げ、定着してきた段階で少し手間を増やし、効果を実感できる形にします。効果を感じるためには、ある程度の手間は必要。そう割り切ってみることで、日記と週次レビューは続きくように、また、効果が実感できるので、楽しめるようになりました。
手間すぎるとめんどくてやめちゃう。効果なさすぎると「やる意味あるんか?」でやめちゃう。その二つがちょうどいい塩梅になる点を見つけることができれば、続くのだと思います。
すごく手軽にしていて、効果がいまいち感じることのできていない、でもなんとか続けることができている習慣があれば、「なぜそれを習慣化したいのか?」を改めて考え、手間をかけても、目的を達するための習慣に変化させることで、また新たな気持ちで取り組むことができるかもしれません。
おわりに
とはいえ、習慣というものは、弱肉強食の世界。淘汰されていくものもあれば、新たに身につくものもある。今続いてても、1年後はわからない。から、まぁとりあえず今頑張ります。
では、お読みいただきありがとうございました。
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↓今回のアウトライン↓
- 今までいろんなことの習慣化に挑戦し、ほとんどに挫折し、ちょこっと成功してきた
- ランニング、ブログ、日記、週次レビュー。。。
- 習慣化に対する記事も、いくつか書いてきた
- 過去記事紹介
- 何度もトライし、挫折してたのが、日記と週次レビュー
- 最近、この二つ、続いてるんです
- 続いている、共通点が
- 「一日5分」、手軽さの落とし穴
- 「一日5分だけ取り組む」は、ハードル確かに低い
- 取り掛かりやすい
- 一日の中に組み込みやすい
- 効果はあるのか?感じられるのか?
- 「手軽さ」は素晴らしいけど、「効果」はイマイチ
- 「効果」が感じられないと、やがてやめちゃう
- 「手軽さ」と「効果」のいいとこさがし
- 「一日5分」は、開始時期だけで
- 手間をかけて、「効果」を実感できるように
- 日記も週次レビューも、そうやって続くように
- 手間すぎるとめんどくてやめちゃう。効果なさすぎると「やる意味あるんか?」でやめちゃう。ちょうどいいとこ見つければ、続く
- 「なぜそれを習慣化したいのか?」目的を達するための習慣化
- おわりに
- 今続いてても、1年後はわからない。から、まぁとりあえず今頑張ります。