「ついで風呂そうじ」がいい感じ
一週間ほど前、風呂そうじをしました。風呂用の洗剤を使って、壁や床をゴシゴシする。特に汚れている箇所を狙い撃ち、いや、狙いゴシゴシする。
水アカなどはキレイにとれやすいのですが、なかには頑固な汚れがあります。床のタイルにこびりついた汚れです。スポンジに洗剤をつけてゴシゴシするわけですが、なっかなかとれません。でも、力をいれてゴシゴシを続けると、どうやら少しずつ汚れは落ちていっているようです。この調子でゴシゴシしていけば、ピッカピカのツッルツルも夢じゃない。ただ、風呂全体をこんな力をいれてゴシゴシし続けると、二の腕がパンパンに張って、明日から二の腕が使い物にならなくなってしまいそう。
風呂のピカピカをとるか、二の腕をとるか。
はてさて、どうしたもんか。。。
そこでとった方法
結局風呂そうじは、その日一日で終えることはできませんでした。タイルの頑固な汚れを一日でとりきるのは、ちょっとしんどすぎると判断したからです。そこで、頑固な汚れを、毎日ちょこっとずつ落としていくことにしました。
毎日風呂そうじの時間をちょこっとだけとり、少しずつ頑固汚れを落としていく。ただ、毎日風呂そうじの時間を、独立してとるのはめんどうだ、ということで、「風呂に入る」という行動にくっつけて、ついでに風呂そうじをしよう、ということにしました。
で、一週間経ち、風呂のなかは、少しずつ確実にピカピカになっていっております。この調子でいけば、風呂場全体がピカピカになるのも時間のうち。毎日のそうじを、楽しく感じるほどです。
きらいなことでも楽しめる要因
普段はきらいなそうじを、なぜ楽しく続けることができているのか。いくつかの要因があります。
・やるハードルがすごく低い
「ついで風呂そうじ」の方法は、お風呂に入るついでに、タイルを一つだけピッカピカに磨く、というもの。たった一つのタイル磨きなので、時間にして2,3分でそうじ終了となります。そこから、お風呂の時間スタートです。
すべてのタイルを一気に磨こうとすると、時間も労力も使いまくってしまう。考えただけでもやりたくなくなってしまう。そこで、タイルを一つだけ磨く、というかんたんなものに設定することで、やるハードルはすんごく低く、さくさくっと実行することができます。
・もうすでに毎日の習慣になっていることの「ついで」にできる
「ついで風呂そうじ」を毎日できているのは、毎日の習慣である「風呂に入る」という行動にひっつけているから。毎日行う、「風呂に入る」という行動のついでに風呂そうじをすることで、毎日コツコツ風呂場をキレイにしていくことができています。
・進捗状況が目に見える
タイルを磨くと、ピカピカになります。うちのお風呂はだいぶと汚れていたので、磨くと見違えるほどピカピカになるわけです。それが嬉しい。
毎日続けていると、ピカピカの範囲が着実に増えていくんです。進捗状況が一目見てわかる。これが、風呂そうじを楽しく実行できている一番の要因と言えます。
ピカピカになるのが嬉しいので、また今日もタイルを一つ、磨き上げるわけです。
習慣化のヒントになるかも
上記3つの要因を満たすことで、いつもは嫌いな、嫌でしかたない風呂そうじに、楽しく取り組むことができている。毎日続けることができている。ということは、毎日続けたいな、と思っていることがあるのであれば、3つの要因を満たすように設定してやれば、もしかすると習慣化することができるのではないか。そう感じたりします。
やるハードルを低く設定し、すでに習慣化されている行動に紐付けし、進捗状況を目に見えるようにしておく。
ただ、習慣化が目的ではなく、何かしらの目的を持って習慣化するってところをすり替えないように気をつけつつ。
週次レビューは手軽さよりもスッキリ感重視で
おわりに
ピッカピカのお風呂場を目指して、今日もお風呂に入るときには、ちまちまとタイルを磨こうと思います。ようやく3分の1ほどのタイルが磨き終わりそうなところです。
では、お読みいただきありがとうございました。
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