まずは”目的”ありき〜「神様からのギフト ザ・コーチ2」を読んで学んだこと〜


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年間目標や、月目標を定め、それの達成に向けて日々行動することで、自分を高めていきたい。そんな風に思っています。

ただ、本書を読んで、実際のところ、効果的な目標を定めることができているのか?という自問を、一度すべきであるな、と感じました。

ちなみに、本書の一作目についても、学んだことを書きました。

「大切だけど教えてくれない”目標”のこと〜「ザ・コーチ」を読んで学んだこと〜」

前作も大変にお勧めですが、今作も出会えてよかったと感じる一冊です。

目標に、絶対必要なもの

目標を立てることは、とても良いことだと思います。が、目標には絶対に欠かせないものがあり、それのない目標は、立てない方がまし、になる恐れが出てきます。


どんな目標も、目的と一緒に語られる時、初めてその効果を発揮する。目的のない目標は人を迷わせる。

目標に欠かせないもの。それは、「目的」です。

目的のない目標であっても、設定したときは、その達成のイメージによってモチベーションが上がりますし、行動を後押ししてくれるでしょう。うまくいっているときは問題ない。でも、目標というのは、頑張らないと達成できないところに設定するもの。1日2日で達成できるようなものではなく、継続して取り組んでいかなければ達成できないものを設定するのが目標です。達成までの道のりは、決して優しくない。ときには迷い、くじけそうになることもあるはずです。

そんなとき、目標に、目的があるかないかでは、大きく違ってきます。

目的をはっきりさせることで、起こる変化

目的のない目標は、「そもそもなぜこの目標を達成したいんだ?」という問いに答えることができません。

目標達成への道のりが険しく、くじけそうな時というのは、目標自体に疑問を感じてしまうもの。なんでこの目標にむけてがんばらないといけないんだろう、どうして今辛い思いをしなくちゃいけないんだろう、目標が達成されたとしても、何か変化が起こるんだろうか。。。

こんな疑問の数々が思い浮かび、それに答えることができなければ、目標へのモチベーションは下がる一方。やがて目標を投げ出してしまいます。

目的への意識が明らかになっていると、疑問への答えをすでに持ち合わせています。目的こそが、それらの疑問への答えなのですから。

おわりに

本書を読むことで、ぼくは、仕事に対する目的への意識が薄いなぁ、感じさせられました。というのも、授業に関しては明確な目的が定まっているのですが、教員という職業は、授業以外にもたくさんの仕事があり、その授業以外の仕事に対しての目的意識が希薄だな、と反省したんです。

目的意識の薄さは、責任感のなさにつながります。今後、こんな反省をすることがないよう、自分自身、明確な目的意識を持って、仕事に取り組んでいきたいと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

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