「連続絶やしたくない思考」をするようになればこっちのもの


FlickrIMG_1068 by choiyaki

今年のはじめから、ランニングに毎日出走することができています。

毎日走る、と決断し、くじけそうになる自分のことも認め、それでもがんばろうよ、とはげましながら続けることができました。ランニングの習慣化に挑戦して、何度目かはわかりませんが、今はもうこの連続が絶えることは、基本的にはないだろうという自信を持つこともできています。

まず、決意を固め、毎日走ることを決定事項にしたことが良かったんだと思います。

毎日行うことで、意志力の消費は減る

そうすることで今では、「明日ランニングの時間がとれるかしら。。。」と不安に思ったとき、勝手に「どうすれば走れるか?」ってのを考えるようになってくれています。

「連続絶やしたくない思考」

習慣化をはかり、それがうまくいきだすと、今度はその習慣を絶やしたくない、継続記録を日々伸ばしていきたい、という気持ちがわいてきます。昨日までで連続54日間続けることができているのであれば、今日ももちろん続けて、55日間に伸ばしたい、と。

ただ、そんな毎日簡単にいかないこともあります。一日の時間は限られており、自分のコンディションも毎回毎回整っているとは限りません。そういったときにでも継続して行えるかどうか。習慣化では、そこがとても大切になってきます。

「連続絶やしたくない思考」とは、そういった、継続して行うことが困難そうなときに、「じゃあ、どうすれば継続できるのか?」と考えることを意味します。継続できるか不安なときに、自然と「明日あたりランニングできるかわからんけど、どうすればランニングの時間確保できるやろう?」と考えること。それが、「連続絶やしたくない思考」です。

これが働くようになれば、こっちのもの。継続が困難そうな日が訪れる2、3日前には、「あさって、どうやって継続しようかな?一日の予定をどうすればいいかな?」と考えるてくれるので、困難そうな日も、なんとか継続して行えるようになる、と言うわけです。

「連続絶やしたくない思考」の育て方

「連続絶やしたくない思考」は、まずは連続して、継続して行うことができなければ、育ちません。「それが難しいんやないかい」って話ですが、その困難な時期を乗り越え、ある程度連続記録が伸びてくると、ムクムクと「連続絶やしたくない思考」は育っていってくれます。

記録をとっておくことも大切です。今日で何日継続しているのか、連続記録はどこまで伸びてきているのかを把握できなければ、連続を絶やしたくないって気持ちも育ちません。

また、この思考の後押しをしてくれるのが、予定の把握です。直近一週間ほどの予定を把握していれば、継続が困難そうな日を前もって知ることができます。前もって知ることができると、「この日、やばそうやな。どうしよう?」と対策を立てることができ、対策を考えることがすなわち「連続絶やしたくない思考」です。予定の把握は、「連続絶やしたくない思考」の力強い味方です。

習慣化は、「連続絶やしたくない思考」が育つか否かがカギ

習慣化が成功するか否かは、「連続絶やしたくない思考」が順調に育つか否かがカギとなってきます。育ってくれれば、こっちのもの。

そしてこの思考、一度育つと、他の習慣にも良い影響を及ぼしてくれます。

また新たなことを習慣化させたい、と思ったとき、一度「連続絶やしたくない思考」を経験したあとでは、最初のころから「明日ヤバそう、どうする?」と、自然と対策を立ててくれます。習慣化に成功し、「連続絶やしたくない思考」を身につけることができれば、また新たな習慣を身につけたいときにも役立ってくれると言うわけです。

おわりに

習慣に関する名言は、たくさんあります。いつの時代も習慣化は困難なものであり、それに立ち向かう気力を奮い立たせるために、名言の数々は生まれたのではないか、と思うのです。

習慣化は難しいもの。できればハッピーで、できなければまた今度挑戦すればいいか、くらいのスタンスが丁度いいのかな、と感じます。

何度も試し、失敗しながら、身につけていけばいい。はじめからバチッと習慣化できるなんて考えず、何度でも挑戦すればいい。そんなふうに思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

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