Evernoteのノートブックについて考え、試し続けるために


FlickrIMG_1071 by choiyaki

Evernoteを利用し始めて、かれこれ、、、どんくらい経ったかわかりませんが、いろいろと試行錯誤しながらもノートを貯め続け、ノート数もなかなかに膨大になってきました。

こうなると、はじめの頃何度か行った、ノートブックの大改革ができなくなります。やろうと思っても、膨大な時間を要するので。

じゃああきらめるのか、というと、それは嫌なわけです。


分類を目的とするなら、うまく分類できないアイテム(項目)の出現は、厄介もの以外の何ものでもない。しかし、分類はあくまで手段である。目的は知的アウトプットにある。そして、よりよき知的アウトプットのためには、そういうアイテムの出現に触発されて、思考の枠組そのものを考え直してみるほうがはるかに役立つのである。

・・・

ここまでくると、分類はすでに知的生産行為である。

「「知」のソフトウェア」という本からの抜粋です。このような分類の捉え方に、すごく共感したわけです。となると、やはりEvernoteのノートブックも、あれこれ考えながら、うまく分類できないアイテムに対してどう組み替えていくか考えながら、いろいろ試していきたいと強く思いました。

一年ごとに、ノートブックを考える

いろいろ試したいわけですが、すべてのノートを相手にノートブックをあれこれ変えるのは、時間がかかりすぎて実質無理なわけです。ノート数は3万を越えていますし、ちょっとした変更のたびに時間がとられます。

そこで、ノートブックをあれこれいじるのは、その年に作成されたノートのみを対象にしよう、と決めました。実はこれまで、一年ごとに区切って、ノートブックたちをスタックでまとめる、という運用をしていたので、ちょうどよかったんです。


Flickrスクリーンショット 2014-07-25 6.22.48 by choiyaki

今は2014年度に作成されたノートに対して、その分類をあれこれ考えながらノートブックをいろいろと試しています。すべてのノートに対して、あれこれ変更を加えるのはなかなか難しいんですが、年度ごとに区切ると、量的には扱いやすくなる。ガチガチに固められて、変更しにくい分類よりも、あえて扱うノート数を減らして、分類という知的生産を楽しむ。

で、一年間、分類を模索し続けて、次の年になれば、またその年のノートたちに対して、分類を考えながらノートブックを作成していく。過去のノートブックは、年度ごとにスタックでまとめておく。そんな感じでいこうかな、と。

おわりに

Evernoteにどんな情報を託してるのかは、人それぞれかなりちがっていると思います。また、自分のノートブックやノートを見ても、過去の分類と今の分類ではかなりちがっていますし、託している情報の種類・質も大きく変わっています。大きく変わっていくものなので、ずっと固定された分類に縛られるのはよくないように感じます。

どんどんどんどん大きくなっていくEvernote。大きくなればなるほど、大掛かりな変更がしにくくなるので、一年ごとに区切って考えていくってのは、なかなか楽しそうで、いろいろやってくのが楽しみです。

では、お読みいただきありがとうございました。

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