Dropbox経由、Evernote行き


FlickrIMG_1116 by choiyaki

最近、毎回すごく楽しみながら読ませていただいている「単純作業に心を込めて」というブログがあります。その中の記事、「「倉庫としてのEvernote」「作業場としてのEvernote」」で、以下の文章に出会いました。


Evernoteを倉庫としてではなく、作業場として使う

Evernoteを倉庫と作業場の両方で利用していく、というものです。Evernoteを作業場としておくことで、

  • これまでの情報を活用できる
  • いつでもどこでも続きから作業ができる

という2点のメリットから、Evernoteの使い方に革命が起こり、日常的にEvernoteを使うようになったそうです。

情報をため込むことに優れているEvernote。その蓄積されたこれまでの情報も利用しつつ、新しいものを作り出す「作業場」としても機能してくれる。そして、その「作業場」は、いつでも、どこにでも持ち運びができる、魔法の作業場。それがEvernoteです。

すごくうらやましいな、と感じるんです。というのも、ぼくの環境では、Evernoteは快適な作業場としては機能してくれないんです。

軽快に動いてさえくれれば

ぼくが自宅で使用しているのは、4年前に購入したMacBookPro。メモリを増設してはいるものの、Evernoteをサクサク快適に利用するほどの力を持ち合わせていません。また、職場のPCでは、Evernoteを使うことができません。そこで、iPad miniを持っていってEvernoteを使えるようにしているのですが、このiPad miniも、Evernoteを快適に使うほどの力を持ち合わせていない。となると、ときどきノートを参照する際にはいいとしても、作業場として常時Evernoteを利用するには少し厳しいんです。もっさり感が、なんともがまんできない。

Evernoteを作業場とできないのであれば、ほかに作業場が必要になってくるではないか。

白羽の矢がたったのは、Dropboxです。

出し入れしやすく、いつでもどこでも編集が可能

Dropboxと連携しているiOSアプリは多く、特に文章作成アプリはDropbox内の.txtファイルを編集できる物が豊富です。そして文章作成アプリでブログの下書きなどの書き物をすると、ほとんど勝手に同期し、最新の状況を保つことができます。

Evernoteにたいしても、こういう文章作成アプリがあれば(もちろん軽快な)それを使うところですが、今のところ見あたらないので、書きかけの文章はすべてDropboxに保管しています。で、それをMaciPad miniで編集し、仕上げていく。完成した物についてはEvernoteに保存し、自分資料を蓄積していきます。

つまり、結局Evernoteを倉庫として使うことに決めた、ということです。作業場としてのDropbox、倉庫としてのEvernoteと、明確に役割を分けました。

また、iPadEvernote専用機とすることで、Evernote内の資料を見ながら、文章を書く環境を整えました。PCで書くときには、そばにiPadを起き、Evernoteを参照する。iPadで文章を書くときには、iPhoneをそばに置き、Evernoteを参照する。こうやって、いちいち表示の切り替えなどをせずに、Evernote内の資料を参照することができるようにします。これこそ、Evernoteに蓄積された資料たちを、より有効に活用できるかたちだと感じています。

Evernoteを「参照しながら書く」という、ぼくがもっとも求めているスタイルが、ようやく固まりつつあるわけです。

おわりに

iPhoneひとつあれば、Evernoteを持ち運ぶことができる。

これほど画期的なことはありません。今までの蓄積が、たったiPhoneの重さで持ち運ぶことができるわけですから。

Evernoteには、魔法の倉庫としての役割に専念してもらい、Dropboxに魔法の作業場としてがんばってもらう。もちろん、作業場で生み出された物たちは、最終的にEvernoteに保存する。このスタンスで、今後もしばらく続けてみようと思います。

Evernoteを快適に使える環境をゲットすることができると、Evernoteの役割が広がり、作業場もEvernoteに任せることができるようになるかもしれませんが。

では、お読みいただきありがとうございました。

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