着想メモを、すべてブログ記事に仕上げるぞ計画


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Moleskineを、手帳ページ付きメモ帳に仕上げたことによって、絶賛メモ増加中です。

ほんとに些細なことまでを、できるだけMoleskineにメモメモしております。その中には、「はっ!」と思い付いた着想メモなるものも含まれています。

この着想メモ、いくつかはブログのネタになったり、授業の題材になったりするわけですが、でも大半は、そのままストックされる運命にあります。ストックされ、いつか来るかもしれない、活用されるときを待っている。そんな感じです。でもね、これってなんかすごくもったいない気がするわけです。もっと、着想メモは、なにかしらの形につなげていきたい、活用の場をひろげていきたい。

そこで、着想メモのすべてを、「ブログ案」にしていくことにしました。

Evernoteに「着想」→「ブログ」ノートブックを

やりかたは簡単。Moleskineや、はたまたEvernoteに着想メモをとります。それらを一日に一回見返して、MoleskineのぶんについてはEvernoteにテキストメモとして書き写します。ここは少し手間なんですが、着想メモはそんな大量にあるわけではないので、手書きをテキストに変換するようにしています。で、それら着想メモを、着想をブログにつなげていく用のノートブックにぜーんぶ移動させます。ノートブックに放り込まれた、一つ一つの新たな着想メモに対して、同じようなメモがノートブック内にないかさがして、次のどちらのアクションを起こすかを判断します。

  • 関連があるメモが存在しないとき

そのまま、着想をブログにつなげていく用のノートブックに置いておきます。

  • 関連があるメモが存在するとき

似たような、関連のあるメモがあれば、そこに追記していきます。

こうして、着想メモを新たなブログエントリのテーマにしたり、着想メモに着想メモを追記していったりして、育てていきます。あとは、ブログの内容を考えるときに、このノートブック内のメモを見返し、今回はどの内容について書くのかを考え、メモをもとに実際に書き進めていきます。このエントリも、そのようにして生まれました。

一石二鳥やったりする

「メモしたものを活用しよう」という目的ではじめた、「Evernoteに着想をブログに育てる専用ノートブックを設置する」という方針、実は、ほかのうれしい効果も生みだしてくれました。

同じテーマのメモを書きためていくことができるので、「次はなにについてブログを書こうかな」と考え、ノートブック内をみてみると、ほとんどブログの内容が固まってるノートがいくつもあるわけです。となると、書き始めるのも今まで以上に簡単で、「何について書こうかなぁ」と考える時間が、すごく少なくなりました。

また、ブログを1エントリに仕上げる時間も、短くなっているように感じます。同じテーマのメモが、一つのノートに書きためられているので、そこに書かれたメモに文章をつけたしていくことで、形になっていきます。

着想メモの一つ一つに対して、どのメモと関連があるか考え、ノートを新規に作るのか、既存のノートに追記するかを決める。たったこれだけのことなので、こんな感じでメモを保管している人もおられると思いますが、改めてその強力さを感じています。

おわりに

近頃、メモをどうしていくかを考えています。Evernoteに書きためたり、それを公開してみたり、アウトライナーにメモを書きためていったり。

いろいろ試している最中は、自然とメモが増えます。「こうしたらどうか?」「あれあかんかったけど、これならどうか?」など、試してみていることに対して、あれこれ考えるからです。試してみるからいろいろ考えるし、いろいろ考えるからまた試したくなる。そういう循環を生み出し、あれこれ考えていきたいもんです。

では、お読みいただきありがとうございました。