iPadをWorkFlowy専用機に〜メモに対して、今いろいろと考えていることその11〜

iPad mini(初代のやつ)は、購入からしばらくの間、ぼくの生活になくてはならない存在でした。手帳のように使っていましたし、こいつで文書を作成していた時期もありました。手書きアプリを用いて、ノート代わりに使ったり、ブログを更新するためのメインマシンにしたり。

でも、購入から時が経つにつれて、次第に用途が限られるようになってきました。初めの頃の、キビキビとした動作が失われるにつれて。

そんなときに、「いっそ、Evernoteを閲覧する、専用の端末にしよう」と思いつきました。
iPadをEvernote専用機として
ぼくのEvernoteは、ノート数がかなり膨らんでいます。iPhoneアプリから見るのも、重たくて厳しい。画像もたくさん含んでいるので、できれば大きな画面で見たい。そこで、iPad miniに、白羽の矢が立ったわけです。他のアプリをほぼすべて削除し、Evernoteのみにすることで、容量を極限まで減らし、動作を快適にしようと目論みました。
でも、やっぱりもっさり感はある。次第に、iPad miniから、Evernoteを参照する頻度は減っていきました。

さらには、着想メモをWorkFlowyに保管するようになり、PCからEvernoteを参照することが増え、ほとんどiPad miniに触れる機会がなくなっていました。

そこで、はたと、もう一度思いついたわけです。「今度は、WorkFlowy専用にしてみよう」、と。

iPad miniでWorkFlowyを使う利点

試しにiPad miniにWorkFlowyアプリを入れて、使ってみました。いくつかのナイスなところが見えてきました。

■動作が軽い

WorkFlowyのiPhoneiPadアプリは、動作が軽いです。現状、2000ほどのトピックが作成されていますが、動作の軽快さは失われていません。全然最新でない一番はじめのiPad miniでも、軽快に動いてくれます。

iPad miniから遠ざかった一番の理由が、いろんあアプリを使うとなると、動作がもっさりしてしまうところ。そのため、入れるアプリは最小限に減らしているわけですが、その中でも軽快に動いてくれるWorkFlowy。iPad miniでも、十分使っていけそうです。

■俯瞰性が高い

WorkFlowyのiPadアプリは、PC並みに、一画面にたくさんのトピックを表示してくれます。それが、ありがたい。

iPhoneアプリは、どうしても俯瞰性が低い。一画面で見ることのできるトピックは少なく、文章も何度も折り畳まれ、数行にわたって表示されるのも、少し読みにくい。iPhoneでは、トピックの入れ替えとかはやりにくいのですが、iPadだと、俯瞰性が高い分、入れ替えや組み合わせをかなりしやすくなっています。

iPhoneは入力用の端末として使い、iPadとPCで、書きためたメモをうんじゃかんじゃしていく、という感じです。

■Textexpanderが使える

メモには、それを書いた日時を入れたい。

日常的にメモをよく取るようになり、日時は必須である、と感じるようになりました。当然、WorkFlowyにメモをする際も、日時を書き込んでおきたい。そこで、トピックのノート欄に、そのトピックをメモした日時を書きこむ、ということをしています。この日時の記入に便利なのが、Textexpander。
TextExpander 3 + custom keyboard
カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化

以前は、Textexpanderと連携しているアプリしか使えませんでした。でも、iOS8からは、キーボード化され、どのアプリを使っているときも、Textexpanderを使って日時を記入できるようになりました。これによって、WorkFlowyのアプリを使っているときも、日時を手軽に入れれるようになりました。

常にWorkFlowyを起動させておく

iPad miniでのWorkFlowyの基本的な使い方は、「常に起動させておく」。これこそ、iPad miniをWorkFlowy専用機として使う、ということです。

常に起動させておき、アウトラインの望みの部分にフォーカスした状態にしておく。で、脇に置いておく。思い立ったら、すぐに入力。着想メモを、逃さない。

仕事中は、PCの前にいることもあるのですが、職場のPCでは、WorkFlowyを使えないんです。だから、職場のPCを使っているときも、iPad miniを傍らに置いておき、WorkFlowyを起動させておく。
ぼくは、タスクもWorkFlowyに管理してもらっています。

WorkFlowyにてタスク管理〜メモに対して、今いろいろと考えていることその3〜

WorkFlowy×43Foldersで、テキストメモをぜーんぶ集約〜メモに対して、今いろいろと考えていることその4〜

タスクリストを表示させいています。で、タスクの開始時間と終了時間をTextexpanderで記入し、メモを追記しておきます。何か思い付いたら、新規にトピックをついかし、書き込みます。タスクリストの確認と、タスクメモの記入に加えて、着想メモもとらえやすい環境を作っている、というわけです。で、一日に一回、WorkFlowyを整理する時間をもうけ、着想メモは「Idea」トピックの下に、実行済みのタスクは、ログとしてアーカイブしておきます。そんな感じで、最近はもっぱら、iPad miniにはWorkFlowy専用機として働いてもらっています。

おわりに

iPad miniには、ほんとうに最小限のアプリしか入れていません。WorkFlowy以外にはEvernoteくらい。Evernoteも、ノート数が3万以上あるメインアカウントではなく、iPhoneiPadで利用するために、サブアカウントを取得し、メインから共有ノートブックとして、必要なものだけをみることができるように、編集できるようにしています。
昨日を絞って、ちょっと前のiPad miniでも、快適な環境を目指す。
今後もiPad miniは、そんな感じでえっちらおっちら使っていきたいな、と思います。
では、お読みいただきありがとうございました。

→iPadを、WorkFlowy専用にする | メモ帳発、象さん経由、なんやかんや行