WorkFlowyを、どんな風に使っているか?ログ編
WorkFlowyはアウトライナーなわけですが、一般的な使い方の「文章のアウトラインを作成する」という用途から逸脱して、タスク管理をしてもらっていたりします。
WorkFlowyを、どんな風に使っているか?思想編 - iPhoneと本と数学となんやかんやと
WorkFlowyを、どんな風に使っているか?タスク編 - iPhoneと本と数学となんやかんやと
そのために、iPhoneからは「Textwell」を利用してWorkFlowyにメモを放り込んでいる、というのが、前回の内容でした。
WorkFlowyを、どんな風に使っているか?iPhoneアプリ「Textwell」との連携編 - iPhoneと本と数学となんやかんやと
WorkFlowyには、タスク以外にもいろいろと受け持ってもらっています。
今回は、受け持ってもらっているものの一つ、いろーんな「ログ」について書いていきます。
WorkFlowyのトピックは、基本的に消さない
一日分のメモは、「Todayトピック」にメモられます。
WorkFlowyには、あらゆることをメモします。思いついたこと、やらなあかんこと、読んでいる本の書きぬき、完了したタスクとそれに関するメモ、などなど。
基本的に、WorkFlowyのトピックは、一度書いたら削除しないので、それらのメモが逐一たまっていくこととなります。つまり、毎日毎日ログがたまっていく、ということ。
Todayトピックにメモっていくわけですが、もちろんずーっとそこにあるわけではありません。メモたちは、WorkFlowy内の適切な場所に移動しておきます。
■着想メモ
思いついたことや、何かしらの発見、気づいたことについてのメモは、ひっくるめて「着想メモ」と呼んでいます。
この「着想メモ」は、「Ideas」と名前をつけているトピックに移動させます。
その「Ideas」トピックには、これまでにメモってきた着想がわんさか集められています。その一番下に、新たな着想メモを加えていきます。
これらのメモは、見返されることで何かしらを生み出してくれたりします。
■読書メモ
読書をしながらメモしてます。
気になった部分は書き抜きして、そのときに考えたことをメモしておきます。
「Books」というトピックに読み始めた本のタイトルをメモしていきます。読書メモは、その本のタイトルの階層下に移動させ、置いておきます。
■新規タスク
WorkFlowyのTodayトピックには、思いついた「やること」もメモしています。いわゆるタスクですね。
タスクに関しては、「タスク編」にて紹介しました、「43Topics」に移動させ、タスクに実行日を設定します。で、実行日が来たら実行し、完了させる、という感じです。
■完了タスクとそれに関するメモ(たすくまメモ)
タスクはWorkFlowyで管理し、WorkFlowyの43Topics内のその日実行すべきタスクをiPhoneアプリ「たすくま」に登録して1日の計画を立てています。
「たすくま」では、1日の中での行動を全て計画し、実行していきます。日中、計画に変更があれば変更しつつ、開始時間と終了時間を入力しながら次々に実行していきます。なので、1日が終わる頃には、その日1日の行動記録がたすくまにたまっているという状況になります。
この、1日のログ、WorkFlowyやEvernoteに取り込まないわけにはいかないわけで。
たすくまのエクスポート機能を使い、1日のログをコピーしてWorkFlowyのTodayトピックに、メモもろとも貼り付けています。
たすくまでは、実行中のタスクに対してメモを残せるので、それも一緒くたに貼り付けています。
たすくまログを一度Todayトピックに貼り付けた後、日付を書いたトピックに移動させ、その日のログとします。
■日記
Todayトピックは何と言ってもWorkFlowyの「Inbox」なわけです。なので、その日にメモったことはもれなくぜーんぶ「Todayトピック」に。
なので、日記なんかもTodayトピックに書き込みます。
書き込んでおいて、あとから適切な位置に移動させる。
日記の場合も、日付を書いたトピックに移動させてその日のログとして残します。
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とにかくTodayトピックに放り込んでいき、1日の最後にTodayトピックの内容をEvernoteにエクスポート。そのあとに、各メモを、適切な場所に移動してログととして残しておく、という流れです。
メモはTodayトピックに集める
一日のメモはすべて一度Todayトピックに集めます。上記のメモすべてです。一日分のメモをまとめてEvernoteにエクスポートするためです。
WorkFlowyのトピックは自由です。WorkFlowy内であればどこへでも自由に移動できます。移動させ、動かしながら育てていくのがWorkFlowyです。
一方、情報をストックしていくのがEvernoteです。
一日が終われば、Todayトピックにメモされたものは、WorkFlowy内の望ましい場所に散りじりになっていきます。散りじりになってしまう前に、一日のメモのすべてをEvernoteへエクスポートし、ストックします。
一日のスナップショットをとるイメージでしょうか。
その日一日何をしたのか、どんなことをメモしたのかを、一つ一つのメモ単位でWorkFlowyに、一日ごとの単位でEvernoteに保管しておく、というわけです。
EvernoteとWorkFlowyは、どちらも検索の機能がとても優れています。が、単位が違います。
WorkFlowyのメモは、トピック単位で検索でき、細かい。Evernoteはノート単位で検索でき、その気になれば一つのノートにいくらでも内容を詰め込むことができます。過去に完了したタスクに関するメモを見返したい時は、トピック単位のWorkFlowyを検索するほうがいいでしょう。一方、いつどこへ行ったのか、どんなタスクを実行したのか、などは、Evernoteを検索するといった使い分けになってきます。
Evernoteへの保管が終われば、それぞれのメモを、WorkFlowy内のそれぞれの場所へ移動させます。
移動させ終わると、Todayトピックは空になるので、また一日のメモをそこへと記入していきます。
おわりに
WorkFlowyにメモしたものは、基本的には消しません。なので、メモはどんどんたまる一方です。
そのたまっていくメモが、「ログ」になっていきます。
いろんなことをメモしていくと、「ログ」も豊かになっていきます。そのときをより鮮明に残していくことができます。
何をし、何を考え、何を読み、何を書いたのか。
だから積極的にWorkFlowyにメモをしまくっているというわけです。
もちろん、メモをためてはい終わり、というわけではありません。次はその辺について書いていこうと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。