思考を広げるiPhoneツール〜Spiral Noteの使い方〜


ブログ更新の下準備など思考を広げる際にはマインドマップを利用しています。
MindNodeで快適なマインドマップ環境を手に入れよう!〜MacとiPhoneの連携方法〜
それに加え、前々から気になっていたアプリがあるんです。それが「iMandalArt」。

iMandalArt 2.6(¥1,500)

iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 3.1 以降が必要

iMandalArt 2.6
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,500 App
更新: 2011/04/20


iPhoneiPhone
九つのマスが用意されており、中心に今考えテーマを書き、周りにそこから連想したものを書き加えていく。さらに今度はその連想したものから一つ選び中心に据え、周りにそこから連想したものを書いていく。これを繰り返すことでどんどん思考を広げていくというアプリです。うん、なんかよさげ。
ただ、高い!買えない!オカネナイ!1500円のハードルはなかなか超えることができませんでした。
そしてある日見つけたのが、「Spiral Note」です。
Spiral Note 2.2.0App
iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 3.2.1 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: ¥230
更新: 2011/01/03
今日はちょっとこいつの紹介を。

ちょっとした解説

Spiral Noteはメモを階層管理できるアプリです。その階層管理の仕方が特殊なんです。

■九つのマス

実際に見てみましょう。起動するとこんな画面。

右上の「+」を押して新しいメモを作成します。

いろいろ設定項目がありますが、とりあえず「Title」だけ書いてみましょう。今回は「阪神タイガース」にしました。

そしてこの「阪神タイガース」にメモを書くためにタップ!すると、九つのマスがあらわれます。マスの一つ一つがメモを書き付ける場所です。

こんな感じで書いてみました。そしてこのうちの一つ、「金本知憲」をタップすると・・・

また九つのマスが!どんどん書いていってみました。

これらから一つ選びタップするとまた九つのマスが現れ・・・と、さらにメモを書き増やしていくことができます。
ここで「阪神タイガース」の画面に戻ると、「金本知憲」と書いたマスの右下にちっさな四角が書かれます。

これは、メモがありますよという印です。

■iMandalArt的な使い方

以上のようにSpiral Noteは「九つのスペースが用意されるメモアプリ」であることがわかりました。マスが九つあるということはこれを、iMandalArt的にも使えるということです。
iMandalArtについては、以下の記事を大変参考にさせていただきました。ありがとうございます。
マンダラとか理解せずにiMandalArtを使用してみる - もとまか日記Z
あなたの中に眠る思考を開放せよ! iMandalArt、こいつは凄い! [iPhone] - No Second Life
iMandalArt:機能レビュー第1弾「GET」の使い方。そして、iMandalArtは発想支援ツールではない!?
ルールとして、「今考えようとしていることを必ず中心に書く」と決めておけば、そのままiMandalArt的な感じになります。
また、Spiral Noteではマス目の色を変更する「Check」を入れる機能があります。色を変更したいマスを長押しすると「Edit,Cut,Check,Delete」が出てくるので

「Check」を選べば色が変更されます。

こんな風に。
メモの移動もドラッグ&ドロップでできますし、サクサク動くので快適です。
何より230円という値段がいい。一つの安いアプリを買うのにも躊躇する、ケチなぼくにはぴったりです。

他にもあるよ

Spiral Noteを使っていく上で気になるのはバックアップ。せっかくのメモたちが思わぬアクシデントで消えるようなことがあれば、まぶた腫れるくらいないちゃいます。

DropBoxでバックアップ

Spiral Noteはそのあたりもしっかりサポートしてくれています。「Settings」内に「DropBox/Backup」というのがあり簡単にバックアップをとることができます。

Evernoteにインポート/エクスポート

これまたうれしい機能として、Evernoteとの連携があります。ただいまこの連携について調査中なので、近々その連携はどのような形なのか、また連携の活用方法なども考えて書いていきたいと思います。

おわりに

MindNodeを使い始めてから、思考を支援するツールに興味津々です。
今回のSpiral Noteのように、メモの階層の仕方を「九つのマス」という特殊なものにすることによって、思考支援ツールに早変わりするという形式には、目から鱗でした。まだまだUIを工夫することによっていろんな思考支援ツールはできてくるのではないかな、なんて思ったりします。本当におもしろい世界です。
では、お読みいただきありがとうございました。

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