"リマインダー”の安心感
ものの見事に忘れる。そんなぼくの脳みその強い強い味方になってくれているのがiPhoneです。忘れてはだめなことはとにかくiPhoneのタスク管理アプリに登録しておいて、やる時期がきたときにお知らせしてくれるように設定しておく。ここまですれば別に忘れてしまってもなんの問題もなくなります。だってiPhoneが絶対知らせてくれるから。
で、最近タスク管理の方法をちょっと一新しており、今までと違ってタスク管理アプリに登録するタスクが様変わりしてきました。簡単なリマインダーさえ登録できればそれでいい、というスタンスになってきたんです。そこで感じたのが、”消せない”純正アプリの信頼感です。
”消せない”のは悪いことばかりではない
純正アプリは”消せない”。自分の使わないアプリがいつまでもiPhoneのホーム画面に居続けるのはジャマで、「使わんのになんで消されんのや」とちょっとした怒りすら覚えたり覚えなかったりします。でもその反面、すごいメリットでもあるんだということに初めて気づきました。”消せない”、から一度タスクを登録してしまえば、iPhoneを使わなくなる限りは絶対それを知らせてくれる。これはほんとに安心できます。
AppStoreから手に入れた他のアプリでは、消してしまうとそこでおしまい。登録したタスクもろとも消え去ってしまい、本来なら明日やらなきゃいけなかったことや2ヵ月後に知らせて欲しかったことが全部なくなっちゃう。Toodledoなどのクラウドに預けていたとしても、1年後の自分がそのサービスを使い続けているかはわかりません。「1年後にこれをやろう!」と思い登録しておいた”やること”も、そのサービスを使わなくなった時点で誰も知らせてはくれなくなります。でも、iPhoneはかなりの確率で一年後も使い続けている、だろうと思うんです。もし一年後、純正のリマインダーアプリを使っていなかったとしても、リマインダーアプリにタスクを登録して、通知設定をしておきさえすれば絶対知らせてくれる。純正ならではの特権です。使わなくなったアプリはiPhone上から消去してしまうのが常だと思いますが、消してしまえば通知してくれることはなくなってしまいます。でも、純正アプリは消去できないので、たとえ使わなくなっていてもその時がくれば絶対に知らせてくれる。この安心感ったらない。だからこそ、”消せない”純正アプリに”やること”を預けておき、通知してくれるよう設定しておくのは未来の自分に向けて確実にメッセージを送る方法だと言えます。”消せなくてうっとうしい”のも、大きな利点になる、というのは、なかなか大きな気づきでした。
おわりに
正直言って、純正のリマインダーアプリは、通知設定までのタップ数が多かったり、他のアプリと比べて若干使いづらい印象を受けます。でも、ほんとに将来”やりたい”ことや、未来の自分に”これをやれよ”と言いたいときには、純正のリマインダーアプリに登録し、通知設定まで済ましておこうと思います。ぼく自身がいくら忘れてしまっていても、iPhoneが必ず教えてくれるので。忘れちゃいけない大切なことは、一番信頼の置ける場所に預けておくほうがいいに決まってますものね。では、お読みいただきありがとうございました。