Note & Share : iPhone→クラウド メモ放り込みアプリ
ぼくはEvernoteにあらゆる情報を集約していますが、他にもクラウドサービスはたくさんありますよね。みんながみんな、Evernote一本というわけではないでしょうし、用途に応じて使い分けている方も多いと思います。
そんな方にはとても重宝するアプリになり得るかもしれない、クラウド連携多彩アプリ、「Note&Share」について、使い方と活用方法を考えていきます。
ちなみに、今回【企画】iPhoneのお薦めアプリひとつ教えてください - Punksteadyに乗らせて頂きました。このiPhoneと本と数学となんやかんやとブログはまだ8エントリ目なのに、@ika621さんの企画に乗らせて頂いくのは2回目!4回に1回の割合!ほんとうにありがとうございます!
すごいところ
こいつの特徴は、Evernote、GoogleDoc、Dropboxの全てにメモを放り込むことができ、Twitter、Plurkでもつぶやけるところです。五つも押さえているアプリは他にはないんじゃないでしょうか。
ただ、これら全てにメモを放り込むことができるからどうなのか、なにが便利なのかは、あんまりぼくにはわかりません。わかりませんが、なんか便利そう!とは感じます。
では、クラウドとの連携を細かく見ていってみましょう。
Dropboxと
■Dropbox
まず、Dropboxのアカウントを記入します。そして、Note&Shareの設定→サービスで、「Dropbox」と「ノート」を"on"にします。これで準備完了です。
画像の丸で囲んでいる「ノート」ボタンを押して文章をNote&Share内に保存すれば、Dropbox内に「NoteAndShare」というフォルダが作成されます。Note&Share内のローカルノートに保存すると同時に、Dropbox内のNoteAndShareフォルダに文章が保存されるようになっています。
一行目がNote&Share、Dropboxどちらにおいてもファイルのタイトルとなります。気をつけることは、
- ノートの内容は編集可能ですが、一度つけたタイトルは、Note&Shareからは変更できない
ということです。
Dropbox内のテキストは、「NoteAndShareフォルダ」のテキストであれば、編集可能です。
過去に書いたノートを編集したければ、右下の「ローカルノート」ボタンを押し、編集したいノートを選んで文章を書き換えて、「ノート」ボタンを押せばローカルノート、Dropbox内のノートどちらも書き換えられます。
もう一つ気をつけなければいけないのですが、
おそらくNote&Shareは、メモをクラウド上に放り込むことを一番の目的としているので、あまり編集には向いてないのかもしれません。
Evernote、GoogleDocと
この二つに対しては、「放り込む」ということが顕著に表れています。
■GoogleDoc
「g」ボタンを"押すごとに"GoogleDoc内にテキストが保存されていきます。押すごとですので、Note&Shareで、同じノートに文章を追記したとしても、「g」を押せばGoogleDoc内では、新たなテキストとして保存されます。
iPhone版のいただけない点
ユニバーサルアプリなのですが、ぼくはiPadを持ってないので、iPhone版に限っての話となりますが、文章表示のスペースが狭いっ!
なんか圧迫感があって、ちょっとしたメモならいいのですが、多少長い文章を書こうという気にはなかなかなりません。
クラウドとの連携が多種にわたっているだけに、個人的にこれは痛い。そしてぼくはATOK Padをもっていないので、この画面で入力するしかないのです。
そんなときはコレ。
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 3.1 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: 無料
更新: 2010/11/05
まず、DraftPadの「Assist」に、
sharemore://note/<@@>
を登録して下さい。DraftPadで文章を書いたあと、Assistからこれを選んでもらえれば、文章がすべてコピーされた状態で、Note&Shareが起動します。あとは好きなクラウド連携ボタンをポンっと押せばそのクラウドに保存完了。
DraftPad単体で、Evernote・Twitterとは連携することができるのですが、GoogleDoc・Dropboxとは連携できません。なので、長い文章をその二つのクラウドに保存したい方は、一度試してみてください。
写真も添付しちゃえ!
さらに、DraftPad単体でできない写真添付が、Note&Shareを使うことで可能になります。正確には、写真が一度Posterousにアップされて、そのURLをメモに追記されます。
「写真マーク」を押し、
写真を撮影するor選ぶのどちらかを選択び、少々待つとURLが追記されます。あとはクラウド連携ボタンをポンっ!無事、写真(のURL)を送ることができます。
以上、クラウド連携多彩アプリ「Note&Share」でした。
おわりに
初・アプリレビュー、これにて終了です。読んで下さった方、また、企画参加を受け容れて頂いた@ika621さん、ありがとうございました。
ぼくは、色んなクラウドサービスを用途に応じて使い分ける、ということをしていないので、活用方法よりも使い方説明がほとんどとなってしまいました。
こんな活用のしかたあるよ!という方は、ぜひ教えて下さい。
編集後記
ほんとうに文章を書くことは難しいです。
自分が読んで理解できる文章と、他の人が読んで理解できる文章はまったく違うものなんだなぁ、ということを強く思います。
「読みやすい文章」、「読んでいておもしろい文章」も書けるようになりたいですが、まずは「多くの方にすんなり理解してもらえる文章」を目指していこうと思います。