Evernoteとの付き合い方 - タグ・ノートブック(失敗を生かす)
前回、Evernoteとの付き合い方 - Evernote失敗談で、Evernoteで犯した失敗について書きました。現状のタグ・ノートブックは、少なくともそのときよりは自分にあった形になっています。
まだ、全ノート見返しを終えておらず、タグ・ノートブックは完全には整理できていませんが、かなりその二つの使い分けが固まってきました。
Evernoteと友好的に付き合うために大切なこと
ぼくは
- 自分が利用しやすいタグ、ノートブックにする
- ノートを見返す習慣をつける
という2つのことが、Evernoteと友好的に付き合うためには大切であると考えています。
ノートを見返す習慣がなければ、自分が利用しやすいタグ・ノートブックは見えてきません。自分が利用しやすいタグ・ノートブックでなければ、見返す気にならず、習慣化は難しいです。どちらかが欠けてもいいというものではないと思っています。
ノートを見返す習慣をつける
そのために、
「メモは全てInboxに放り込む→一日の最後に見返し、適切なノートブックへ分類する」
ということを習慣づけました。多くの方がこうしているのではないかな、と思います。
ぼくはそれに加えて
「週一回、一週間で放り込んだ全てのノートをかるーく見返す」
こともしています。一週間で放り込むノート数が多い方には、これはとうていできないことなのかもしれませんが。。
ぼくの場合、ノートは主に"WebClip"、"一日のつぶやき"、"FastEverで放り込んだメモ"で、一週間で計80個ほどになります。その中でも、メモを中心に見返していきます。メモったことすら忘れてるノートがほとんどで、この作業、結構おもしろいです。
これは一種のメタ・ノートの役割を担ってくれています。見返しながら、「おっ!これは!」と思うものがあれば、もう一度そのメモについて考えたりします。
また、この週一ノート見返しの際、同時にタグも見返します。
自分が利用しやすいタグ、ノートブックにする
タグとノートブックは、その使い分けをはっきりさせています。それは、
- 分類に迷いが生じるようなノートブックは作らない
- タグは付けるか迷うくらいなら即付ける
です。この2つを、タグ・ノートブックにおけるルールとしています。
■分類に迷いが生じるようなノートブックは作らない
1つのノートは1つのノートブックにしか放り込むことはできません。なので、ノートをノートブックに分類するときに
「どのノートブックに入れよう?」
と迷えば、探すときにも
「どのノートブックに入れたっけ?」
と迷ってしまいます。
放り込むとき、探すときに毎回迷うことが続くと、うんざりしてきてしまいます。そうならないためにも、絶対に分類に迷いが生じるノートブックは作らないようにしています。
例えば2010/11/29現在で、ぼくのノートブックは
- Record(WebClip)
- 人生の足跡(Life Log)
- GTD(Archive)
- 大切にしたいノート
にInboxを加えた5つとなっています。中でもメインノートブックは、「Record」と「人生の足跡」です。
- Record(WebClip)
ブログなどで参考になった記事や、気になるニュース記事を放り込みます。
- 人生の足跡(Life Log)
考たことや、ふと思いついたメモ、自分が書いたブログの記事など、自分からでてきたモノはココに分類します。
このように、基本方針は「自分からでてきたモノか、他の方からでてきたモノか」で分けます。これなら迷うことなく分類できます。
- GTD(Archive)
FastEverからチェックボックスを付けて放り込んだノートは、最終的にココに集結します。
- 大切にしたいノート
「このノートは絶対埋もれさせたくない!」と強く思ったノートのみをココに入れます。これは、自分からのモノ、他の方からのモノ関係なくです。読んだ瞬間や思い付いた瞬間に、このノートに入れよう!と思わない限り、ノートはここには入れません。全部で2000以上ノートがある中、只今、このノートブック内のノート数は「5」となっています。この少なさが逆に力強い。大切に大切に保管しています。
■タグは付けるか迷うくらいなら即付ける
タグは1つのノートに複数付けられるので、付けるか迷うくらいなら即付けてしまえばいいです。そのかわり、増えたタグを整理するためにも週一回のタグの見直しは欠かせません。
参考:Evernoteとの付き合い方 - タグ付けについて
まとめ
タグにしろノートブックにしろ、キーポイントは"「迷い」を排除する"です。
「迷う」というのは、積み重なるとうんざりしてきます。迷いが生じないノートブックの分類・タグ付けが、Evernoteと長くお付き合いするためには大事ではないかなと思います。
では、お読みいただきありがとうございました!