十人十色の数学 ー数学好きの「みんな数学やってみようよ!」な話 No.01ー


ぼくは数学が好きです。数学ができるというわけではないですし、大学に入ってからは難しくて手も足も出ないことはよくありますが、それでも楽しい学問だと思います。
ふと、「どんなとこが楽しいかなー」と考えたので、いっちょ書いてみようと思います。

「わかる」という感動

数学は難しいです。すごく。でも、そのぶんわかったときの感動はなかなかいいものがあります。高い壁を越える快感、とでも言いましょうか。

■いかに下げるか

でも、そこが数学が嫌われがちになる部分でもあると思います。なにもわからないうちからそんな高い壁を越えろといわれても、どうすりゃいいねんってかんじです。どうやってその壁を低くし、とっつきやすくするかが今まで数学を学んできたぼくの、これからのテーマです。
その壁に向かう気持ちが少しでも湧いてもらえればいいなーなんて考えながら、このエントリーを書いております。

「暗記」よりも「理解」が楽しい

これは完全にぼく個人の意見なのですが、「覚えるだけ」と言われると、全力でやる気をなくします。記憶力にも自信がないですし、「暗記」がとにかく苦手です。それよりも理解することが好き。それも数学が好きな理由です。

■脳が働いてるなーって感じがする

数学を勉強してると疲れます。脳みそがクタクタになることがあります。でもそれも脳をよく使っている証拠。暗記するのとは違った面白みがあると思います。

脳みその成長

勉強すると論理的思考力がつき、本質を見抜く力も鍛えることができる。。ってなんか小難しいのでおいときましょう。そんなこと考えず、とにかく脳みそをムキムキにする方法の一つ、それが数学です。

■発想力なんて必要ないさ

特に高校までの数学は、突飛な発想を身につけることが目的では無く、知識を生かす基本的な考え方を脳みそに染み込ませる練習をする場です。
発想力といわれてもぼくはそんなもの持ち合わせていませんし、持っていなくても数学を学び、理解し、楽しむことはできます。それは、数学を「脳みそを使う練習の場」と捉え、トレーニングを積んできたからです。
最低限の覚えるべきことと、その知識の生かし方を学び、練習することが大切。目指せムキムキ脳です!

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例えば高校数学では、二次関数だのベクトルだの確率だのを各分野に分けて学ぶのが一般的ですが、数学の醍醐味の一つは、数々の分野を越えたつながりを見いだすことにあります。

■脳内シナプス結合!

そのつながりを見つけたとき、脳みその中に電流が走る感覚を覚えます。ちょうど名探偵コナンの「そうか!わかったぞ!」の言葉が出るときの、「ピシーッ!」って感じです。これは快感ですよ!

パズルを思い浮かべてみよう

完成図のないパズルがあるとします。初めはほんとになんだかわからない。どんな絵になるのか検討もつきません。なので一つのピースを合わせていくのに時間がかかるでしょう。が、少しずつピースがはまっていくと、部分部分が明らかになっていき、明らかになればなるほど完成へのスピードは加速していきます。それは、徐々に全体像が見えてくるからです。

■いわば数学もそんなかんじ

これは、数学にも共通しています。
初めはほんとに難しく、わからないことも多いです。でも、各分野ごとの理解が進み、分野間のつながりが少しずつ見えてくると、そこからの理解は加速していきます。
今の理解が次の理解を生み、それがまた次…と、理解の連鎖がおこっていくんです。

■ホームグラウンド

そして全体像がかなり見えてくると、数学というフィールドは自分にとってのホームグラウンドになります。あとは存分にそのフィールドを駆けめぐりましょう!

さいごに

今回書いたのは、あくまでもぼくが思う数学の楽しいところです。数学の楽しみ方は、10人いれば10通りあっていいものだと思います。下手に敷居を高くせず、自分が面白いと思うところ、興味深いと感じたところから初めて、とにかく楽しむことが大切です。
そして、学んでも無駄だということはあり得ません。なにかしら自分の糧となるものがあると断言できます。それを身をもって体験してきたので、これからも数学についてどんどん書いていこうと思います。そして、数学を学ぶとっかかりになれば、すごく嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。

編集後記

数学についてのエントリをようやく書くことができました。一番書きたかったのですが、その気持ちが強くてなかなか書けなかったんです。
今思うことをダーッと書いていった感じなので、少しまとまりを欠くところもありますが、とにかく一つ書けて良かったです。時には勢いも必要ですね。
これをきっかけに、数学についてどんどん書いていけたらなぁと思います。

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