本の楽しみ方
みなさん本はどのように読んでいるのでしょうか。
速読で1冊10分で読むのかはたまた時間をかけてゆっくり読むのか、付箋を使うのか書き込むのか。。。
一人一人違った読み方をし、またそれにより本の楽しみ方も違ってくると思います。
読書のしかた
そんなことをふと思い、自分の読んだ本を思い返してみました。2010年からはEvernoteに読書記録をとっています。そして、読んだ本には☆で評価をするようにしています。見てみるとすべて☆×3〜☆×5で、☆が二つか一つのものはありませんでした。たしかに、読む本はことごとくおもしろいと感じています。
■かみしめる読書
ぼくは、本はかなり「じっくり読む」派です。1日2日はあたりまえで、むしろそんな短時間で読み切るほうが珍しく、たいていは1、2週間かかります。
「おっ!」と思った言葉、文章には付箋を貼り、同時にメモをとります。本の文章に、そのとき自分の考えたことを添えて書いていきます。iPhoneのこのアプリを使用しています。
「えぇこと書いてないかな」目線
読書の始まりは小説でした。とくに好んで読んでいたのがミステリです。様々な謎が物語の終焉に向かうにつれてすべて明らかになっていくその様子に、何度も楽しませてもらいました。でも、小説においてはことごとくおもしろいと感じることはなく、読み終わった後「おもしろくないなぁ」という感想を持つものも少なくありませんでした。
最近はほとんど小説を読まなくなり、読むのはいわゆるビジネス書ばかりです。小説とは全く違うジャンルで、その楽しみ方も全然違ったものになります。
■「ストーリーを楽しむ」か「学びを楽しむ」か
小説はなによりもストーリーが命です。優れた文章で書かれた作品も、ストーリーがおもしろくないことにはぼくは楽しむことがなかなかできません。
一方ビジネス書は自分にはない考え方や視点を学ぶことを楽しみます。自分以外の人が書いたものなので、ものの見方や感じ方が違うのは当たり前で、そこには多くの学びがあります。それが楽しい。おもしろい。
また、心を動かすあるいは揺さぶる言葉にもよく出会います。その出会いがまた楽しい。おもしろい。
小説を読むときとは違い、「何か自分のためになることはないかな」という目線で読んでいるから本のんかにそれを見つけることができ、結果楽しくおもしろく読むことができているのかもしれません。
読む前の自分と読んだ後の自分
最近はMediaMarkarを用いて本の管理をしています。読んでみたいな、欲しいなと思った本は即登録。そのとき、同時になぜその本が読みたいと思ったのかも同時に記すようにしています。そして読了後もすぐに簡単な感想を書いています。
そうすることにより、その本を読む前の自分と読んだ後の自分を記録することができます。また、読む本すべてにそれを行っていくことで、自分の本の趣味、指向の移り変わりや持つ感想、考え方の変化を刻々と記録していくことができます。なんでもかんでもすぐに忘れてしまうぼくにとっては、過去の自分とまた出会える「記録する」という行為がとても貴重なものに感じています。
おわりに
本からはたくさんのことを学んでいます。そこで得た考え方や支店などをなんとか自分に吸収したいという思いから、必ず書評を書くようにしています。ぼくはそんな方法をとっているのですが、みなさんがどう本と付き合っているのかとても気になります。
では、お読みいただきありがとうございました。