「朝15分の数学タイム」のいいところ
みなさん、朝はどうやって目覚めていますか?ぼくは目覚ましをセットしておくことで起きています。では、起きてすぐ何をしますか?ぼくは枕元に置いてあるモレスキンとペンを取り出し、数学の問題を考え始めます。iPhoneのタイマーを15分にセットして。
これが毎朝のぼくの習慣です。なぜこんなことを書き始めたかと言うと、その「朝15分の数学タイム」がすごくいい!と感じるので、その良さを紹介したいがためです。
「朝イチ15分」だから続けられる
朝起きた直後というのは、はっきり言ってだいぶ寝ぼけています。その寝ぼけているときに、頭がまだまわり始める前にノートを取り出しちゃいます。で、数学を始める。そうすることで結構すぐに”数学に毎日触れる”という習慣化に成功しました。15分という短い時間なのでやり始めるハードルが低く、さらにまだ判断力の鈍っている起き抜けにやることで「今日も数学しないとなぁ」という気持ちが起こる前に始めてしまう(ほんとうに好きで好きでたまらないのであれば、こんな気持ちになることはないのかもしれませんが)。一日の一番始め、ファーストタスクに数学を持ってくることで脳みその準備運動にもなります。一日15分という短い時間ではありますが、一ヵ月のトータルは8時間を超えるほど。数学に触れていないとその力は衰える一方なので、毎日数学に触れることはぼくにとってかなり大きな意味を持つわけです。
わからなくても「よし!また明日」と前向きが持続する
毎日考える時間は15分。とても短いので、問題を解いているとあっという間に時間が過ぎ去ってしまい、アラームがやかましく鳴り出します。15分でわかることなんてそんなにないので、わからなくても「よし!また明日続き考えよう!」と前向きな気持ちで数学タイムを終えることができ、継続を後押ししてくれます。15分だけなので集中できます。もちろん、長い時間考えることもときには必要です。でもそれはよほど時間に余裕があるときに。一日のうち、数学に費やすことができる時間を多く費やすことはなかなかできませんし、もしやってみて長い時間考えて結局わからなかったとき、「ゔぁーわからん。。。」ってヘコんでしまいそうです。それなら毎日コツコツ積み上げていく方がいいかなと思うわけです。反面、「くそう、ぜったい解いてやる!」っていう気持ちにもなることはあるので、一概には言えませんが。一日置くことで見方をリセット
毎日少しずつ続ける効果を一番感じるのが、「一日置くと見方を変えることができる」ということ。同じ問題を長い時間考えていると、ぼくの未熟さからか視野が狭くなりがちになってしまいます。一つの考えに固執してしまい、同じことをぐるぐる考える堂々巡りに陥ってしまったりします。15分集中して考え、それでわからなかったら一日のインターバルを置くことで見方をリセットすることができます。「明日別のアプローチを考えてみよう」というメモを残しておくことで、前日の考えを引きずりすぎることなく、引き続き同じ問題を考えることができます。これがすごくいい。何度も一から考える重要性は、ぼく自身すごく感じているのですが、それって結構難しいこと。一日置くことでそれを後押ししてもらっている感じです。
おわりに
以上が「朝15分の数学タイム」のいいところでした。数学について書きましたが、考える対象は何だっていいです。自分が疑問に思うことや改善が求められていること、興味のあること。それについて朝イチにとにかく考えてみるってのが、やってみるとなかなかいいです。”考える”ことを習慣化させることができます。「おっよさそう!」と思った方、ぜひ一度お試しください。では、お読みいただきありがとうございました。