断捨離は「朝起きてすぐ」がいい理由
コツコツと”断捨離”に励んでおります。
・「断捨離」の「捨」!〜「不思議なくらい心がスーッとする断捨離」を読んで学んだこと〜
・「断捨離」の「断」!〜「不思議なくらい心がスーッとする断捨離」を読んで学んだこと〜
・「断捨離」の「離」!〜「不思議なくらい心がスーッとする断捨離」を読んで学んだこと〜
元来片づけがなんだか苦手なので、一気にドカンとやってしまう、ってのはなかなかハードルが高く、重い腰を上げようとしないぼく。そこで毎日短い時間、少しずつ断捨離を決行していくことにしました。となると一日のどのタイミングでやるのか、ということが大事になってくるわけですが、断然朝イチがいい!ってなったわけで、それからは日々朝イチにコツコツと断捨離をしているわけです。
◎習慣化しやすい
なんでか片づけが苦手なんですよね。散らかった部屋をみてもあまり気にならない性格をしていますし、だいーぶ散らかった部屋をドリャーッと片づけないと「部屋、片づけたぞー!!」っていう満足感に浸れない変な性分も相まって、ほんとに基本部屋はいつも散らかっています。苦手な片づけを習慣的に毎日行うのはなかなか難しいわけです。そこで、「朝一番」にその時間をとるようにする。一日の”ファーストタスク”に断捨離をもってくるわけです。朝イチの起きてすぐの時間帯は、まだ脳みそが完全に起きておらず寝ぼけている状況。脳みそがしっかり働かないときに、とにかく断捨離をおっぱじめることで”やらない理由”を考える暇を与えません。やる気になる、ならないに左右されないように、「朝起きる→断捨離はじめる」の流れを身体にしみ込ませます。いきなりこの流れを自然と行うのは難しいので、はじめのうちしばらくはリマインダーを設定して、起きてすぐ「断捨離の時間やよー!」と知らせてやれば、そのうちリマインダーなしにとりかかれるようになります。
脳みそが”やらない理由”を考える前にはじめる。これ結構大事っぽいです。
◎脳の準備運動になる
二つ目のいいところ。ぼくは朝に、「朝15分の数学」と「ブログを書く」ということを(早起きできれば)やります。どっちも頭使う使う。寝ぼけたままとりかかってもいっこうにはかどらないので、この二つをはじめる前に脳みその準備運動が必要になってきます。ねぼけたままではいささか辛い。
そこで断捨離が準備運動にぴったりなんです。
パッと状況を判断して、気になったところを片付けていく。これは手の運動であると同時に、前頭葉が司る選択・判断の機能を大まかに使う活動でもあるので、脳の準備体操に最適だと考えられます。
どこから・何から片付けるかを選択する。手に取ったものを捨てるか、取っておくか判断する。仕舞うとしたらどこに仕舞うのかを考える。その選択・判断を効率的に並べて、部屋を機能的に整理していく。意識してやってみると分かると思いますが、片づけというのは、そういう作業の連続になっているはずです。手を動かす+選択・判断の前頭葉を使う”片づけ”は、脳みその準備運動に最適です。さらに断捨離は「捨てるか、捨てないか」の判断力をより求められるので、より脳みそを活性化させることができるんでないかなと思います。
◎捨てちゃえる
三つ目のいいところ。それは、朝イチは断捨離の「捨」が進むところ。起きてすぐは寝ぼけ気味です。その寝ぼけ気味で、多少判断力がおぼつかないことを逆に利用して、ものを捨てさせます。
ぼくは今、起きて断捨離をはじめてすぐくらいに「悩むくらいならすてちゃいなよ。」というメッセージをリマインドさせています。寝ぼけ気味の自分に向かって「悩むくらいならすてちゃいなよ。」とささやいてやることで、「あぁ、捨てればいいのかぁ」という気分にさせ、「捨」を促進します。
断捨離でなかなか難しいのが、捨てる決断をすることです。それまで部屋にいて、自分の生活の一部であった物や思い出の品を思い切って捨てるのには、なかなかの決心がいります。捨てようと考えていても、捨てない理由なんて山ほど思いつき、
結局捨てる決心が鈍ってしまうこともしばしばあります。そこで、捨てない理由を思いつきにくい、寝ぼけ気味のときに捨てちゃう。いったん捨てることさえ決めてゴミ箱にモノを移動してやれば、そこからわざわざ戻してくることはなくなります。
脳みそが”捨てない理由”を考える前に捨てちゃう。寝ぼけ気味だからこそできることです。
おわりに
習慣化ってすごく難しい印象を受けますが、朝イチはほんとに習慣化しやすい時間帯と言えます。そこに自分が苦手なことをもってきて、一気に習慣化してしまう。習慣的にできるようになってこれば、時間帯を少し移動させてみても続くか試してみる。そうやって少しずつ自分にとっていい習慣を身につけていき、一日を充実したものにしていきたいもんです。では、お読みいただきありがとうございました。