GTD身についたかわからんけど、最近のスッキリ感の理由

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最近、以前一度読んだ「ストレスフリーの整理術」を再読しました。GTDの指南書と言える本書は、内容も濃く、これ1冊をとにかく読めばGTDとは何ぞや?GTDやてどうなる?どうやって実践したらええのんか?という問いたちにスパパパーンと答えてくれる1冊です。

ただぼく、一回読んでもあんまし理解できなかった。理解できなかったと言うか、自分の中にGTDのフローをインストールすることができなかったんですね。見事なまでに。

時間をかけて収集してみたり、InBoxを設置してみたり、「いつかやる/たぶんやる」リストを設けてみたり。いろいろ実践してみようと思ったのですが、いろいろ実践しようと思いすぎて全部が中途半端になってしまい、結局GTDとは似ても似つかないような感じになっちゃう始末。

はじめからあれもこれもと意気込みすぎるのは、ちょっと考えものですね。

最近、なんだかスッキリする

で、長いことGTDというものがよくわからん感じになってる期間がずーっとあって、でもやっぱりGTDってすごそう、自分の中に浸透していけばスッキリしそう、ストレスフリーになりそうってな予感はあったんです。ということで、最近「ストレスフリーの整理術」を読み返してみたわけです。

再読後、ちょっとまた実践し始めてみたんですが、以前とは違ってなんだかしっくりきてる。スッキリ感がある。気分よく仕事がまわってる気がする。それは、再読することで一読目の「あれもこれも」な状態から抜け出し、GTDの一番基本となっていそうなところに集中できたからのように思います。自分の中では、結構重要な気づきがあったんです。

すべてに対して「次にとるべき行動は?」

職場においても、Evernoteにしても、「InBox」というものを設置しています。情報やら新たに出てきた書類やらメモやらは、必ずこの「InBox」に一度集めておく。で、ちょっと時間をとってその中を処理していくわけですが、その処理の際の心がけが今までとがらりと変わりました。

「次にとるべき行動はなにか?」

を、InBox内のすべてのことものに対して考えるようになりました。それが最近感じる、スッキリ感の正体です。

いままでは、「あ、これやらな!」と思ったものに対してだけ、「じゃあ次にどうせなあかんやろう?」って問いかけていました。でも、それでは不十分なんですね。「これやらな!」と思ったものだけが、「自分がやろうと思うこと」のすべてじゃない。やろうと思うことは、ひとつのちょっとしたメモの中にもいたり、InBoxに放り込んだすべてのモノの中に潜んでる。それをしっかりキャッチして、あげないと、スッキリなんてするわけありません。いままでは、タスクはタスク、メモはメモって思ってInBox内の処理をしていたのですが、それでは十分に「やろうと思うこと」をキャッチすることができず、手のひらからポロポロこぼれ落ちていっちゃう感じがしてた。だからスッキリ感を得ることができなかったんだと思います。

だからなに?

「ストレスフリーの整理術」に書かれていることをちゃんと実践できれば、その名に違わずストレスフリーに誘ってくれるんだと思います。でも、いきなりすべてをうまくやろうとしても、そんなに自分ってすぐに変われない。今までやってきたことを、一気にガラリと方向転換するのは容易くない。ある一部分でも良いので、ゆっくりでもいいので自分の中にすこしずつ浸透させていく必要があるのだと思います。別に焦る必要もないし、失敗したって、結果自分に合わなかったってどうってことないので、とりあえず部分部分を自分の中に浸透させていき、GTDというものを自分にインストールしていけたらなと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。

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