Evernoteの楽しい見返し方その6.自分の日記やブログを読み返す
自分が書いたもの。読書メモ、ブログ、日記、授業メモ、マインドマップ、ノートの内容は、もれなくEvernoteに放り込んでいます。iPhone・Macで書いたテキストベースのものも、紙にえんぴつで書いたアナナログなものも、どっちがどうとか関係なくEvernoteへポイポイしちゃいます。自分が生活する中で触れたもの、感じたものは極力Evernoteに残しておきたいわけですが、なかでも自分の頭を使って書いたものってのは、より大事にしたいなと思うわけです。書いたもんってその時の自分がかなり投影されていて、なかなかすごく大切です。そのときの自分がより濃く投影されているわけですから、見返したって楽しいんですよね。
自分が書いたもん見返すの楽しい
「自分が書いたもの」というのは、興味があったりその時のぼくの頭はそのことについて考えていたって証。過去に書いたものであれ、今の自分が興味を抱く可能性も大いにあるわけで。過去の自分は言わば同じ興味を持つ仲間。その仲間が書き付けた言葉ってのは、同じ興味を持っている分おもしろい。心揺さぶる、気持ちくすぐるものが多いんですよね。だから過去の自分が書いたものを見返すのは楽しい。一方、「自分が書いたもの」の中には、今の自分は興味をなくしていることもあったりするわけです。でもそれはそれで見返すのは楽しい。「あの頃はこれに必死やったなぁ」と過去を俯瞰することができますし、自分の中の変化を目の当たりにすることができる。感慨深いものがあります。あるいは、「こんなことにも手を出していたのか!」とある種の驚きと新たな興味を持って、自分が書いたものを読み返すことができたりします。脳みそはいろんなことを忘却しながら進んでいくわけで、忘却が驚きを与えてくれたりします。
日記の読み返し、ホント楽しい
中でも日記の読み返しはむちゃ楽しいです。今はもう続けていないのですが、昔「mixi日記」を書いてました。友達たちに向けて書くので、ほんまの日記ほど閉じてなく、多少は読まれることを念頭に置いている日記です。友達の目に触れるならば、やっぱり内容や文章にも多少は気を使うわけで。できるだけおもしろく、しょーもないこともしょーもあることもしょーもなく書くように意識して毎日書き続けていました。でも、ブログほど大衆向けでは当然なく、読んでもらえるのは友達のみ。っつーことで身内ネタもじゃんじゃん扱いますし、ノーテンキに肩の力抜けっぱなしで書くことができてました。そういうのって、読み返すのが本当におもしろいです。「そういやこんなことあったなぁ!」って驚きもあり、「なかなかおもろいこと書いてるやん」という自画自賛あり、「アホとしか言いようがない」と感じる”超”のつくほどのしょーもなさあり。
その日記たちがEvernoteの中にしっかりと存在することは、ぼくの財産だと思っています。
だからなに?
そういう日記だのブログだのの「自分で書いたもの」って、一年ほど寝かせてからが読み頃です。書いた次の日とかに読み返してもなんてことはないので、ついつい保存しておくってのを怠りがちですが、寝かせたらこんな楽しいものはない。とにかく自分が書いたもんは、ためたもん勝ちです。自分好きすぎでしょうか?いやいや、そんなことなくてほんまこのおもしろさ、クセになります。では、お読みいただきありがとうございました。