はじめの第二歩、”参照する”習慣
R-style
さんで最近、「デイリータスクリスト」についてあれこれ書かれています。
・R-style » デイリータスクリストについて(1)
・R-style » デイリータスクリストについて(2)
・R-style » デイリータスクリスターはゴリラに気がつくのか
特に3つのタイトルがすんごく目を引きますが、1回目に書かれていたように、デイリータスクリストについて、その概念や手法、ツールについて書かれておられます。
何回目まで続くのか、このあとどんな話が続いていくのかはわかりませんが、自分の一日のはじめにかならずタスクリストを作成して日々過ごしている身なので、すごく楽しみな連載です。
「一日中参照してこそ」
第1回目に、こんなことが書かれていました。朝一に作成しても、日中参照しないのならばデイリータスクリストの意味はありません。そういう意味で、一日の伴走者であるとも言えるでしょう。デイリータスクリストは、一日中参照してこそ、その役目を果たしてくれるツール。一日の伴走者である、と。
これ、ほんとに大事だと思います。というか、デイリータスクリストの作成をし始めた当初、ここの部分がちゃんとわかってなくてせっかくのデイリータスクリストがデイリータスクリストの役目を果たしてくれてないことがしばしばありました。
よくやった失敗
デイリータスクリストの存在を知り、「お!これはなかなか使えそうだぞ!」と、意気揚々と一日のはじめにタスクリストを作成します。「これで今日はサクサクッとタスクこなすぞー」と意気込んだのもつかの間。いつものように仕事に行く準備を始め、出発し、到着し、仕事をはじめ、時間が過ぎ、帰る準備をし、帰宅し、晩ご飯を食べ。。。で、気付きます。「あ、そういや今日、タスクリスト作成したんやった」と。
そう、作成したまではいいものの、それを参照することをまるっきり忘れちゃったりするんです。なにせ、それまでリストを逐一確認しながら過ごしたことなんてなかったもんで。
リストを参照することなく、頭に浮かんだ、もしくは覚えている”やること”を優先してしまう。書いたら書きっぱなしで終わっちゃう。
デイリータスクリストをはじめて導入したときに陥りやすい失敗ではないかなと思います。
”参照する”仕組み大事
デイリータスクリストに限らず、頭の外部に頭の中身を委託するときには、”参照する”仕組みってのがはじめはとっても大事なように感じます。外部に委託しても、それを見返さないと結局は委託することができたことにはならず、ただ単に書き付けただけになっちゃいます。
”参照する”という行為を自分の中にインストールする必要があります。なので、頭の外部に委託しはじめのときは、リマインダを設定するなど、それを”参照する”ことを忘れないようにすること。
はじめの第一歩が「リストを作成する」であれば、二歩目が「参照する習慣をつける」になるんではないかなと思います。
おわりに
”参照する”を自分の中にインストールするために、ぼくが利用したのがもちろんiPhoneです。肌身離さず持っているので、iPhoneに通知してもらえば参照することを簡単に思い出させてくれます。何度も繰り返すうちに、”参照する”ことを習慣にでき、通知の必要がなくなりました。”参照する”をインストールできた証拠です。おかげで、デイリータスクリストが自分にしっかりと定着しました。なかなか便利だと思うので、一度お試しあれ。
では、お読みいただきありがとうございました。