"こざね"についてと、教育について〜「梅棹忠夫の七つ道具ワークショップ」に参加してきました〜


Flickr20140201172138 by choiyaki
1/31(金)に、梅棹忠夫の七つ道具ワークショップに参加してきました。
どなたが主催しているのか、誰が話をしはるのか、何を目的として行くのか。すべてわからないままに、大阪で「梅棹忠夫さんについてのワークショップがひらかれる!?」という理由だけで、飛び込んできました。
ほんとに何もわからないままでしたが、結果、すごく楽しかったです。

"こざね"について

はじめは、梅棹さんが使っていたという7つ道具についての解説からはじまります。おなじみの情報カードから、一件ファイル、発見の手帳。。。
その中から、集まったみなさんが興味のあるものについて、「21世紀においては、どんな形がよいであろうか?」について、テーブルごとに話し合いました。
7つ道具の中で、ダントツに関心が高かったのが、"こざね"法についてです。
こざね法は、蓄積したインプットを、文章によるアウトプットへ変える一つの方法です。小さい紙片に言葉を書き、並べ、つなげていくことによって、文章によるアウトプットを生み出していく方法。それに、参加されたみなさんの関心は集まりました。
こざね法に関心が集まったのは、あらゆる情報に溢れている現代において、その情報をどうアウトプットにつなげていくのか?への関心が高いことの表れかな、と思ったりしました。実際、ぼくもそのことにはとても興味があり、"こざね法"についての話し合いからは、とてもいい刺激を受けました。
まずグループで話し合い、そのグループの半分のメンバーは他のグループに散らばって、さらに話をする、というワークショップだったのですが、二つのグループでの話し合いは全然違った内容で、おもしろかったです。
@rashita2さんも参加されており、同じグループで話し合えたのも良かった。
みなさん、自分の中で、イメージや感覚として、インプットした情報のアウトプットへのつなげかたを持ってはって、その話を聞けたのはいい刺激になったと同時に、イメージや感覚などの話であったがために、掴みづらい感じも少しありました。それを言葉で正確に伝えることは、なかなかに困難であるなぁ、というのが、ワークショップから得た一つの感想です。

教育について

懇親会にも参加させていただきました。そこで話題になったのが、教育について。
普段教育の現場にいるものの、生徒の事例については話し合うことは多くても、教育全般について話し合うことはほとんどないのが現実です。そんな中、今回の懇親会では、いろんな視点での「教育とは?」という話ができました。
話をしたのは、もちろん肩書きも何もかもが違い、ましてや今日会ったばかりの人たち。だからこそ、ほんとにそれぞれの方が、違う考え方を持っていて、話を聴くだけでおもしろいおもしろい。
それぞれの人が、それぞれの考えを活発に言い合い、意見を交換する。みなさん教育には大きな関心があって、また、なかなかに難しい内容でもあるからこそ、深い言葉も数多く、すごい参考になるものが多かったです。
普段は人見知りなぼく自身からも、少し意見を言えたりして、むちゃくちゃ楽しい時間を過ごすことができました。いやー、参加してよかった。
ありがとうございました!

おわりに

梅棹忠夫の七つ道具ワークショップは、基本的に毎月開催していく予定なのだそう。仕事の都合で毎回は難しそうですが、できる限り参加していきたいなぁと思いました。そのときは、またよろしくお願いします。
では、お読みいただきありがとうございました。

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