ハードル下げすぎたものを、また上げてみる


Flickr20060924145204 by choiyaki

習慣化するってのはほんと難しいもんで、何度もチャレンジしては失敗し、を繰り返しています。そうして、少しずつ習慣化についての力をつけ、継続して取り組むことを増やしてきました。

人は習慣によって形作られる、的なことを誰か言ってたような気がするんですが、一日の行動には、習慣として行なっていることも多く、いい習慣を増やすことができるように努めてきました。でも、なっかなかどうして習慣化できないものがあります。「日記」です。

これで何回目のトライかわかりませんが、懲りもせず、また日記の習慣化に取り組んでいます。いまで40日目。毎日欠かさず続けることができております。いい感じです。

丸々一年続いたことがないので、まずはそこを目標に、書いていこうと考えております。

また習慣化に挑戦するために、今までとは違う方向に進んでみることにしました。わざと、ちょっと手間のかかる形式に変えたんです。

テンプレ化から、どんどん簡略化

今までは、習慣化のために、書き方を簡略化していってました。

日記をはじめて書いてみたのは、大学に入ったとき。それ以前にも挑戦してたかもしれませんが、覚えてないので、はじめては大学に入った時としておきます。

何も考えず、「とにかく毎日書こう!」という気持ちではじめたものの、、、3日ぼうずです。まさに3日ぼうず。ぼうずもびっくりするほどの3日ぼうずに終わりました。実際は3日以上続いたこともありましたが、何回か「とにかく毎日書こう!」と日記をはじめて、すぐ挫折するというのを繰り返しました。

そうこうしていくうちに、日記の書き方であったり、テンプレを作成した方がいいことであったりの、日記を継続させるための情報に出会っていきます。そこで、今度は、書く内容を決め、テンプレをつくって日記に取り組むことにしました。テンプレ作戦は、結構長続きしました。1ヶ月ほどでしたでしょうか。でも、それもまた途切れてしまい。。。
そこからはどんどん簡略化していきました。15分で書ける形にして、また習慣化に失敗し、今度は5分で書ける形式に変え、失敗し。「今日のありがとう」と題して、一日を思い返して、ありがたかったことを書くだけにしても、不思議と続かないもんです。

その原因が、今は少しわかります。簡略化しすぎてしまったんです。

失われる重要性

簡略化したおかげで、5分もあれば日記が書けるようになりました。書く内容も決まっていて、いちいち迷うことなく、とりかかりやすい。ハードルを下げれば、簡単にとりかかることができ、スッと日記を書く作業に入っていけます。

でも、それでも続かなかった。簡略化したために、日記の重要性を感じることができなくなってしまったんです。

簡略化したとはいえ、書くことを面倒に感じる日はあります。そんなときに頭をもたげるのが、「書くの面倒やなぁ、というか、こんな簡単な日記、そもそも書く意味はあるのか?」という疑問です。一度その疑問が浮かぶと、次から毎回頭の中には、「この日記、意味あるんかなぁ」ということが浮かびます。で、いつしか「今日はまぁ書かんくていいか」となり、途絶えてしまう。

ハードルを下げると、重要かどうかわからなくなります。低すぎるハードルは、「そもそもこんな低いハードル、こえる必要ある?」となっちゃいます。日記がまさにそう。「こんなちょろっとしか書いてない日記なんて、意味あるのかしら?」という気持ちが湧き、やめちゃってました。

そこで、今は、またハードルをあげ、しっかりとした日記を書くようにしています。「今日のありがとう」と「4行日記」を書くスペースをつくった日記のテンプレを作成し、書く項目は定めておいて、自由なスペースも設けています。A5の大きさに、毎日せっせと日記を書いています。それがなかなか楽しくて、一ヶ月以上続いております。このまますんなり丸一年続けれるのかはどうかわかりませんが、出だしは好調、といったところでしょうか。

おわりに

何かを習慣化するときは、試行錯誤の連続です。習慣化がすんなりできるものもあれば、なっかなか定着しないものもある。幾度も失敗はしているのですが、「また次違う方法を試してみよう」くらいの気持ちと、「今度こそ習慣化してやる!」という思いを糧に、何度もやってみるのがいいんだと思います。

では、お読みいただきありがとうございました。




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