毎日行うことで、意志力の消費は減る


Flickr20140308060829 by choiyaki

習慣化。この言葉を何度このブログで書いたかわかりませんし、いろんなことを習慣化することに挑戦しては失敗して、を繰り返してきました。習慣化するのって、すごく難しい。パソコンであれば、新しい機能を実装したければインストールして「ハイおしまい」ですが、今までにやってなかった新しい行動を、自分の中に定着させること、インストールすることは、むちゃくちゃ難しい。

その難しい「習慣化」にたいして、いろいろ試す中で、確信したこと。それが、「毎日行うほうがいい」ということ。

やらない選択肢があると、決断が必要になる

例えば、ランニング。以前は、ランニングは「走れる時に走る」というスタンスでした。雨の日は中止しますし、休日も気分が乗らないことが多く、走らない。毎週3日〜4日のランニングにとどまっていました。

ランニングといういい習慣を、毎日ではないものの、なんとか継続して、取り組んでいたわけですが、日をあけながらランニングしていたころは、毎回、「今日、走るのどうしようかなぁ」なんて考えて、走らない理由を探していました。雨が降っている、足が疲れているなど、なにかしら理由が見つかれば、走らずに済ませよう。そんな、走らない理由探しを、毎回していたわけです。

走るか、走らないか。毎日その間で揺れ動き、なんとか走る決意ができたときは走り、言い訳に屈してしまったときは走らない。日々葛藤だったわけです。「走らない」という選択肢がある中で、走る決断をするのは、なかなかに意志力を必要とします。

「毎日やる」を、決定事項とする

やるかやらないかで気持ちが揺れ動くがゆえに、「やる」と決断しなければいけない。決断には、意志力が必要です。

なので、「やる」と決断しなくて済むようにすればいい。「毎日やる」を決定事項とすればいい。

何かを習慣化したければ、一日の行動に、毎日その習慣化したい事柄を組み込んでおく。もう毎日やることが決定事項であるものとして、扱ってやるわけです。

実際、ランニングは、「走れる時に走る」から、「毎日必ず走る」に変更したところ、そこからずーっと続けることができています。もちろん、毎日。

「毎日必ず走る」と決めた当初は、やっぱり「今日走りたくないな。。」と思うこともありました。そうなると、やらない理由探しを勝手にし始めます。やらない理由を探し出し、言い訳をして、狡猾に走らないようにもっていきます。脳みそは賢いんです。

もし、やらない理由がみつかったら、「そういう理由もあるけど、走るのは決定事項やから」と、走っちゃうべきです。だって、みつけだしたやらない理由は、ただの言い訳ですから。ほんとうは、やらないでいい理由なんてないはずなんですから。

毎日、やる。これ、もう決定事項です。

決定事項が馴染むと、当たり前になる

やらない理由をさがす時期を乗り越えると、やるのが当たり前になります。やる・やらないの葛藤がなくなり、やらない理由探しもしなくなります。決定事項として、認識し、やるのが当たり前、になるんです。

やるのが当たり前。そこに意志力は必要としません。だってやるのが当たり前になってるんですから。

毎日お風呂に入るのが当たり前なように、毎日着替えるのが当たり前なように、毎日走るのが当たり前。ここまできたら、習慣化に成功した、と言えるのではないでしょうか。

おわりに

今年に入ってから、ランニングはぼくの中で、毎日やることが決定事項となりました。1kmしか走れない時もありましたが、それでも「毎日走る」と決めてから、今まで毎日走り続けることができています。

同じような方法で、日記も毎日続けることができています。毎日書くのが決定事項。毎日書くのが当たり前。

今日から「毎日やる」と決めて、習慣化にとりくんでみてはいかがでしょうか。

では、お読みいただきありがとうございました。



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