メモはしやすく、見返しやすく


FlickrIMG_1436 by choiyaki

自分の考えたことや、着想など、極力もらさずメモをとるようにしています。紙のメモ媒体としては、A6サイズの情報カード。デジタルはEvernoteに、何か思いついたら書くようにしていました。とにもかくにもメモメモ。でも、それがあんましうまくいってない感じでした。

細かいメモ

ある程度の文章で書いておきたいメモもあれば、思いついた一言を書きたいときもある。ある程度書く場合は、少し時間をとって、タイトルを定め、文章を書き、保管しておく。これは、A6情報カードに書くときも、Evernoteに書くときも同じ。それに対し、思いついた一言などの、「細かいメモ」をどうすべきなのかが、あんましわかってませんでした。

ある程度の文章を書くときと同じように、タイトルを定め、一言書きつける、ということをしていたのですが、少し心理的なハードルが高かった。

ぼくは基本的にけちんぼなので、一言書きつけるためにA6情報カードを使うと、たくさんスペースがあまり、「なんかもったいないなぁ」と感じずにはいられません。それが障壁となって、細かいメモを情報カードにはあまりとらなくなっちゃいました。

加えて、Evernoteに細かいメモを放り込むのもあんまり。メモは一日に一回見返すのですが、一回見返しておしまいになりがち。細かいメモは、まだ完全に書き切っていない、そこから何かしらの発展が望めそうなメモなので、できれば一回と言わず、何度も見返すようなところに置いておきたい。

そんなことを感じていました。

一つ前のポジションを設ける

メモはなんでもかんでもEvernote情報カードに。そのこだわりがいけなかったんです。別に、全てのメモをEvernoteに放り込む必要はないし、A6情報カードに書き付ける必要はない。ということで、それらの一歩手前のメモ媒体を設けることにしました。

具体的には、手書きメモに関しては、一回り小さい5×3サイズの情報カードを使うことにしました。この大きさの情報カード、なんと100均にも売ってるんですよね。100枚で100円。安い。気兼ねなく使える。

常に5×3情報カードの束を持ち歩き、家の何箇所にも5×3情報カードを常備し、いつでも着想をキャッチできる体制を整えました。1枚のコストも低く、けちんぼも納得。ほんの一言でもじゃんじゃん書くことができるようになりました。

メモは、iPhoneでもとります。そこは、TextWellというアプリに担ってもらっています。ようやく、すばらしいメモ環境を整えることができました。TextWellについては、また書けたらいいな、と思っています。

メモの流れ

まずは、一行でも、一言でもいいので5×3情報カードや、iPhoneでメモる。細かいメモも、もらすことなく書きつける。それらを常日頃見返し、組み合わせて、必要であれば、Evernoteに保管しておく。そんな流れが出来上がりました。

細かなメモをそのままEvernoteに保管するのではなく、いったん一箇所に集めておき、その中で組み合わせたり、成長させたりして、ある程度形になったものをEvernoteに保管していく。そんな感じです。

Evernoteに放り込む、一つ前のメモを集約する場所を設けたことで、メモを見返しやすくなったのもいいところ。やっぱり、とったメモは見返してなんぼですから。

それにより、今までよりもメモをすることが増えたのがいい感じ。やっぱり、はじまりはメモメモメモです。

おわりに

メモをとる心理的なハードルを低くするとともに、メモを見返す心理的ハードルも低くする必要がある。その両方のハードルが低くなればなるほど、メモは加速していくんではないか、と思います。

細かなメモもキャッチし、すぐにそれらを見返せるようにしておく。メモ帳を常備するだけでは、なかなかメモが増えない理由は、そのメモを見返しやすい環境が十分に整っていないからではないか。だからメモの有用性を、あまり感じることができないからではないか。そんな風に思いました。

メモはしやすく、見返しやすく。それが、メモを増やしていくための合言葉です。

では、お読みいただきありがとうございました。



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