いかにして”やること”を管理してきたか 〜5.「付箋」と「マスキングテープ」〜
20140119085014 by choiyaki
勝手に連載、「いかにして”やること”を管理してきたか」第5回目です。
いかにして"やること"を管理してきたか 〜1.とりあえず、はじめてみた〜
いかにして”やること”を管理してきたか 〜2.とりあえず、連携を試みる〜
いかにして”やること”を管理してきたか 〜3.とりあえず、本を読む〜
いかにして”やること”を管理してきたか 〜4.何でもかんでもノートに書く〜
前回から、実際に勤めはじめ、はじめ3ヶ月くらいはなんとかやってきたんですが、それでももっとモヤモヤ感なく”やること”を管理できるんでないか。そういうことを日々考えながら、どうすればいいかな、と思案しながら過ごしていました。
”なんでもノートに”スタイル
働きはじめてから、一冊のノートを仕事で使い、そこになんでも書き込むというスタイルを続けていました。サイズはA5の、ページ数が豊富なノートです。大きさから言っても、ノートを常に持ち歩くのは難しいので、ポッケにはいつもメモパッドを入れておき、突発的にメモが必要なときに対応していました。メモパッドに書いたものは、ぺりぺりはずしてノートにぺたり。貼り付けます。
1日ごとに基本1ページを使い、書く分量が多い日には、その量に応じて2ページ、3ページを使用していく、という感じです。ただ、別々の日の内容を同じページには書かず、ページの一番上にデカデカと日付を書いておき、パッと見てわかりやすくしておきました。
そうやってなんでもかんでも書きつけていたノートに関してはなんの不満もなかったんですが、”やること”の管理が、結構手間でめんどうくさいことしてたんです。
「⚪︎月×日にやる」ことの管理
”やること”には、とうぜん日付が決まっているものも多いわけです。それをiPhoneで管理していました。でも、職場では、ホイホイとiPhoneを取り出すことができないので、”やること”を思いついたときは、ノートに書いておき、一日の仕事を終える際に、すべてiPhoneに打ち込み直し、日付を決定しておきました。そうしておくことで、やるべき日に、「これやりなさいよー」とiPhoneに教えてもらってました。
仕事場に着くと、iPhoneが教えてくれた”やること”を、その日の日付を書いたノートのページに書き写し、日中はそれをみながらこなしていく、という流れです。
これ、ちょっとめんどうやなぁって感じてて。メモをiPhoneに打ち込み直し、iPhoneからノート書き写す。間にiPhoneをはさむ必要があるのか?iPhoneをはさまず、打ち込み直しと書き写しの手間をなくせやしないものか。
そこで頭に浮かんだのが、各ページにあらかじめ日付が書かれている、1日1ページタイプの手帳。これなら、”やること”を、やるべき日の日付のページにささっと書いてやればオッケーです。
でも、1日にどれだけのメモを書くか、その日によって違い、1ページでは足らなくなっちゃうこともしばしばあるので、1日1ページと決められているのは、書く量を制限されていややなぁ、と感じたので、却下。
はてさて、どうしたものか。
「付箋」と「マスキングテープ」
あれこれ考えて、出た結論が、「付箋」と「マスキングテープ」を使う方法。もう今はやっていませんが、この方法けっこう気に入ってるんです。”やること”を思いつけば、それらはすべて付箋に書きつけます。
1枚の付箋に対し、1つの”やること”のみ書く。これを原則としました。付箋に書くことで、ノート内の移動が容易になります。
そして、マスキングテープには「日付」を目立つように書き、ノートの後半部分に、明日以降の「日付ページ」なるものを作っておきます。だいたい半月分くらいでしょうか。これで準備オッケー。
付箋に書いた、明日以降の”やること”は、ノート後半部分に作成した、「日付ページ」のなかで、実行すべき日の日付のところに貼っておきます。このようにして、基本的にすべての”やること”に、「実行日」を設定しておきます。
一日の仕事はじめに、ノート後半部にある、その日の日付のが書かれた「マスキングテープ」と、そこに貼られている一日分の”やること”の書かれた「付箋」を、すべて前日のページの次のページに移動させます。
20140122051406 by choiyaki
こうすることで、「1日1ページ」にしばられることなくノートを使えますし、”やること”に対して実行日を設定することもできます。
この運用がなかなか気に入りまして、1年目はずっと今回の方法で”やること”を管理していました。
おわりに
働き始めて”やること”管理に真剣に取り組み、3〜4ヶ月ほどかけて、自分ののぞむ運用方法を考え出すことができました。こればっかりは、実際にやってみて、自分の環境にあった方法を考え、実践し、また改良して、、、を繰り返していくことでしか、自分にあった管理の仕方ってのはみつかりません。現に、この方法からさらにいろいろと考えまして、今は全く違う運用をしています。
自分の形を模索するうえで、ぼくの方法が何か参考になれば、うれしいな、と思いつつ、もうちょいこの連載を続けていこうと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。
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