ブログは、考えたこと・やってみたことの報告の場


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好きなブログとして挙げてもらえることは、ほんとうにブログを書いててよかったと強烈に感じさせてくれる、むちゃくちゃうれしいことです。しかも、そこに添えられている言葉が、さらにうれしさを何割増にもしてくれるものです。

23-seconds blogさんで、ぼくのブログを挙げてもらえた際、こんな言葉を添えて頂きました。


考えることと、やってみることで満ちているブログです。

人生の目標と言うのがよいでしょうか。

心から尊敬しています。

いや、これ、ほんとうれしすぎる言葉でしょ。家宝に生涯ずーっと額縁におさめて大切に保管しておきたいレベルの言葉です。

尊敬しています、という言葉には、ただただ恐縮するしかできないんですが、最初の部分、


考えることと、やってみることで満ちているブログです。

と、このブログをこんな風に表現してもらえたことも、ものすごくうれしかった。と同時に、確かにぼくは、ブログという場を利用して、あれこれ考え、なんやかんや試しているな、と再確認しました。考えてみること、やってみること。ぼくがブログを書く理由は、そこに凝縮されている、と言えるかもしれません。

振り返りとしてのブログ

「iPhoneと本と数学となんやかんやと」では、いろーんなことについて書いてるわけですが、そのどれもが、ぼくが考えたことや、やってみたことについて。本を読んで考えたこと、手帳の使い方を模索し、やってみたこと、習慣化しようともがき、うまくいったこと、などなど。

このブログで、それらについて書くことによって、文章化することによって、自分が考えたこと・やってみたことについて、振り返ることができます。あぁ、確かにぼくはこんなことを考えたんだ、やってみたんだと、自覚的になります。

また、ブログは、自分が読むためよりも、他の自分以外の人が読んでもわかるよう、理解できるよう、納得してもらえるように書く必要があります。ただただ振り返るだけなら、自分さえわかればいい形で文章化すればいいのですが、他の人が読むことを前提に文章化するとなると、より詳しく、より筋が通った形で、書いていく必要があります。そう心がけながら文章を書いていく中で、自分が考えたこと・やってみたことについての改善案がみえたり、他にも応用可能な部分に気づくことができたり、うまくいった本質の部分が明らかになってきたりします。

他の人がわかるように文章化するってことの威力は、なかなかに大きいわけです。

考えたこと・やってみたことが、ブログのネタになる

「考えたこと、やってみたこと」の報告の場として、ブログを書くようになると、考えたこと、やってみたことがあれば、ブログのネタになります。

考えて、やってみるのは、他でもない自分自身。考えて、やってみるだけでは、自分の中で完結して、はいおしまい、となります。

ただ、そこに、「ブログ」を加えれば、まったく事情は変わってきます。他の人が理解できるように意識することは、他の人の何かの役に立ってほしという思いが、少なからず込められています、その思いが、自分自身へと返ってきてくれるわけです。

となると、考えたこと、やってみたことについて、ブログという場を通して、自分以外の他の人に伝えるということは、しいては自分のためにつながる、と言えそうです。

誰かの、何かの役に立つように願いつつ、半分以上は、自分のために書いているんだと思います。ブログを通して、自分を振り返ることで、より良いものを求めていくために。より良い自分に変化していくために。

おわりに

ブログを、「考えたこと、やってみたこと」の報告の場にすると、考えること・やってみることをやめなければ、ブログは続いていきます。このブログがずーっと続いているのも、そのおかげ。更新はたまにしかできていませんが、かれこれ4年以上ブログを続けることができているのは、自分でも驚きです。

成長には、「持続可能な、努力を続ける」ってのが大事だと、常々思っています。考えることさえ止めなければ、ずーっと書き続けられるブログは、まさに持続可能な努力を続ける、格好の場です。今後も、より「考えることと、やってみることで満ちているブログ」になっていけるよう、がんばっていきたいものです。

では、お読みいただきありがとうございました。





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