いかにして”やること”を管理してきたか 〜4.何でもかんでもノートに書く〜


Flickr20140113083521 by choiyaki
勝手に連載を始めた、「いかにして”やること”を管理してきたか」ですが、今回で4回目となります。
いかにして"やること"を管理してきたか 〜1.とりあえず、はじめてみた〜
いかにして”やること”を管理してきたか 〜2.とりあえず、連携を試みる〜
いかにして”やること”を管理してきたか 〜3.とりあえず、本を読む〜
これまでは、まだぼくが大学院生のときを振り返りながら書いてきたわけですが、大学院を卒業し、働きはじめたころから、「タスク管理」は本格指導します。これまでのように、”とりあえず”取り組んでいたのでは、間に合わなくなり、管理する必要性を感じてきたのでした。

働きはじめ

働きはじめると、それまでの学生生活とは比べ物にならないくらい、”やること”に囲まれることになります。頭の中で記憶しておいて、処理していくってのは、到底記憶力の悪いぼくの頭では把握しておけなくなるわけです。
スケジュールも多くなり、タスクやらスケジュールでごちゃごちゃしててんやわんやです。こんなことでは、スケジュールとかタスクをすっぽかしかねない。やばいよやばいよ、です。
また、職場ではいつでもiPhoneをパッと出せる、ってわけではありません。働くまではとりあえずやることはiPhoneに登録してたのですが、思いついた時にiPhoneパッと出してサッとメモる、なんてことができない。これまでと違い、iPhone以外に”やること”をメモっておかなくてはいけないようになりました。一大事、やばいよやばいよ、です。

「ノート」に集約

そこで出した結論が、「何でもかんでもノートに書きつける」ということ。
選んだのは、A5サイズのノート。基本これを持ち歩き、メモを書きつけます。ただ、A5サイズでは常に携帯することは難しかったので、ポッケにはメモパッドとボールペンを入れておき、とっさのメモはメモパッドに書いて、あとでノートに貼り付けていく、という使い方をしていました。
ノートにはとにかくなんでも書きます。”やること”を思いつけば書き込みますし、手順ややり方などもメモします。特に、働き始めはわからないことだらけで、聞いたことはもれなくメモするんだ、くらいの勢いで、なんでもかんでも書いていました。全部もれなくメモメモメモ、な日々でした。
少し慣れてきたあたりからは、ノートには行動記録も書くようにしていきました。時間のログはiPhoneでとり、何をしたかはノートに行動記録として書きつける。そんな感じでしょうか。

「人生は一冊のノートにまとめなさい」

ノートを使い始めたからには、「ノートに情報をどのように書いていくのか?」ってのに、関心が向くわけです。
当時、「ライフログ」って言葉がよく聞かれるようになった頃で、自分に関するいろんなことを残しておこう、って気にもなっていました。そこで、ノートをどう使うかを、「人生は一冊のノートにまとめなさい」という本から学ぶことにしたわけです。 本を読んで、真似をしてみて、そこから自分にあった形を考えていく。よく使う学びのスタンスです。
本書を参考に、時刻と「〜から」や「〜まで」という言葉を使い、そのときの行動記録を書き記す方法と、そのとき思ったこと、考えたことを行動記録と交互に書いていく方法をとりいれたりしました。

スケジュールはiPhone

ノートにカレンダーを貼り付けて、手帳的な使い方もやってみたのですが、iPhoneに登録してあるスケジュールを書き写すのがおっくうで、すぐにやめちゃいました。
というわけで、スケジュールはiPhoneで管理し続け、”やること”は、ノートに書いておいたあとiPhoneのアプリに登録する。そんな感じで管理してました。これが、はじめ半年くらいの運用方法でしたでしょうか。ただ、”やること”をノートからiPhoneに書き写すのが、ちょっとめんどうくさいなぁ、なんて気持ちもあり、またここから変化していくこととなります。
今の形に落ち着くまでは、もうしばらくかかりました。

おわりに

過去の”やること”管理の方法を振り返っていってるわけですが、その際に役立つのが当時のノートとEvernoteです。ライフログとして、時間の記録をとっていたり、行動記録を記していたので、それを見返すと、「あぁ、そういやこんな風にやってたなぁ」と、少しの懐かしさとともに、今とは違うことがちょっぴり新鮮やったり。
こういうのを感じることができるので、ノートにいろいろと書くことや、Evernoteライフログを溜め込んでいくのんはやめられませんね。
では、お読みいただきありがとうございました。

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