Momento + Toggl Timerで時間のログを

"人生は1冊のノートにまとめなさい"を参考にして、自分のライフログの形というのを模索しています。
ライフログ3つのルールとEvernote【書評】人生は1冊のノートにまとめなさい
"Evernoteでライフログ"の3つの方法
そして今日は前回Momento + Twitterで鮮やかなライフログをで紹介した、自分の行動を一つのタイムライン上に刻むことができるMomentoというアプリと併せて使うと、時間のログを量的にもとらえることができるようになるTogglというWebサービスを紹介したいと思います。
Togglはずばり、時間を集計してくれるサービスです。
英語ばっかりで使い方の隅々まで理解しているわけではありませんが、無料のiPhoneアプリもあって、簡単に時間を記録することができます。サービス自体は有料プランもあるのですが、ぼくは無料プランで使用してます。ぜんぶタダで使ってます。

なぜTogglなのか?

以前はiPhoneアプリのaTimeLoggerを使って時間のログをとっていました。

aTimeLogger 1.7.3App
iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要
カテゴリ: 仕事効率化 価格: 無料
更新: 2011/02/01
でも、真剣にライフログをとるようになって、この二つはあえて使うほどでもなくなったんです。
上記二つのアプリは、「何時から何時まで何をした」を記録し、集計するアプリです。記録した行動のスタート・ストップ時間と、その行動に費やした時間の合計をメールによってエクスポートすることができます。
こんな感じに。

これが一日分の記録です。見栄えも良くて、いい感じです。なんですが、エクスポートがちょっと面倒くさい。いつからいつまでの記録をエクスポートするのか自分で時間を指定してメールで送信しなければいけないので、それを毎日するとなるとちょっと面倒。一週間まとめてエクスポートすると、スタート・ストップの記録部分がながーくなってしまうので、見栄えが良くなく、それもなんだかなぁという感じ。

■時系列はMomentoに記録されてる

Momentoでログをとり始めて、行動のスタート・ストップの時間のログは必要ないかと思ったんです。前回紹介したMomentoというアプリに逐一行動を記録していけば、いつに何をしていたのかは時系列に残していくことができるから。なら、時間の集計だけでいいじゃない、問題ないじゃない。

■そこでTogglの登場

そんなとき、目を付けたのがToggl。
このサービスは時間の集計のみをしてくれます。行動のスタート・ストップの時間は記録してくれませんが、そちらはMomentoにまかせるので問題なし。そしてTogglはこんな感じで時間の集計をグラフ化もしてくれます。

さらに!一週間の集計を自動的にメールで配信してくれるので、エクスポートも自動でする事ができます。
これがそのメールの内容。

時系列はMomentoで、時間の集計はTogglで。これで時間ログはバッチリです。

Togglの使い方

ではこのTogglの使い方について。まず、アカウントの作成です。

Sign up for freeから作成ページに進みます。Googleのアカウントをお持ちの方はGoogleログインができるのですが、iPhoneアプリGoogleログインに対応してないのでiPhoneアプリを利用する方はGoogleログインはやめておきましょう。また、GoogleログインのせいでGmailアドレスでアカウント登録をすることができません。そこで、自分のGmailアドレスを
XXXXX@gmail.com→XXXXX+toggl@gmail.com
のように「+toggl」(+のあとはなんでもいけます)として、アカウント登録するのがオススメです。+togglがあるおかげで、Toggl側には別のアドレスとして認識されますし、メールアドレスとしては+togglは無視されるので、Togglからのメールは普通のGmailアドレスに届きます。
なんといってもTogglの良さは一週間の時間の集計を自動的に送信してくれることです。Togglから一週間に一度送られてくる一週間の時間の集計を、Gmailの転送機能を利用してEvernoteに保存すれば、ただただ記録をとっていくだけで簡単にその集計はEvernoteに自動保存されていきます。いい感じ、まさにいい感じです。
Gmail転送の設定方法は、こちらを参考にさせていただきました。

■TogglのiPhoneアプリ

Toggl Timer for iPhone
では、iPhoneアプリから時間を計っていきましょう。

起動画面。いちいちこれが表示されるのが唯一うーん、なところ。

ログインして、右上の「+」を押すと、

となります。ここで記録していく行動に関する情報を記入します。記入するのは

  • Enter task description here
  • Project
  • Date
  • Billable
  • Tags

の5項目。Date, Billableはそのままで、Enter task description here, Tagsはお好みで、最低限Projectを記入しておけば、なににどのくらいの時間を費やしたのか把握することができます。めんどくさくなければEnter task description hereも記入すれば、あとから見返すとき、何にどのくらいの時間を費やしたのかをより鮮明に記しておくことができます。あとはジャンジャンバリバリ記録していけば、一週間ぶんの集計をEvernoteに自動で送ってくれて、Webにいけばきれいなグラフも見れて、時間の使い方の見直しにはもってこいです。

おわりに

ライフログは読み返してなんぼだと思っています。その一方で、「あぁーめんどくさ」と思ってしまったらライフログをとる気が失せてしまいます。読み返すときのことを考えるとうきうきするようなログのとり方、また、できるだけ手間をなくし、ササッパパッととれる形が理想的だな、と考えています。そのことを念頭に置いた上で3回ほどライフログについて書いてきました。これからもまだまだライフログをとり、そのとりかたもいろいろと試行錯誤してより自分の理想的な形に近づけていこうと思います。
では、お読みいただきありがとうございました。


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